俳優の高橋一生が主演し、飯豊まりえと共演するNHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』の映画化が決定した。
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のタイトルで、5月26日に全国一斉公開される。
『岸辺露伴は動かない』は、シリーズ累計発行部数1億2000万部を誇る漫画家・荒木飛呂彦氏のコミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ作品。特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が、奇怪な事件を次々と解決していくストーリーだ。
ドラマ版は2020年12月に第1期（第1話～第3話）、21年12月に第2期（第4話～第6話）が放送され、昨年12月に第3期となる第7話と第8話が放送されたばかり。
「毎回、放送後にSNSでトレンド入りするなど大きな話題になる作品です。第8話のラストで泉京香（飯豊）が『パリ…ルーヴル美術館』と口にしたことで、続編への期待が高まっていましたが、それが映画になるとはファンにとってはいいお年玉になったはずです」（スポーツ紙記者）
共演者同士のスキャンダルはご法度も…
しかし、一時は続編の制作すら危ぶまれていた。主演の高橋と飯豊の交際が一部週刊誌にスクープされたからだ。
「共演者同士のスキャンダルにうるさいNHKですからね。作品自体がお蔵入りになるのではないかと危惧されたんです。しかし、昨年末にシーズン3が放送されたことでファンも一安心。2人の息の合った演技を見て、交際を後押しする声も高まっています」（同・記者）
映画版では、パリのルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザール（芸術橋）、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場などの名所でロケを実施。海外ロケで、2人の仲もより深まったようだ。
ひょっとすると、高橋がパリでプロポーズしているかもしれない。映画公開のタイミングで、結婚発表に踏み切る可能性も高まっている。