今や国内のみならず海外でも人気のバンド「ONE OK ROCK(通称ワンオク)」のボーカル・Takaも、もともとはジャニーズ事務所所属で「NEWS」のメンバーだった。
2003年9月、「バレーボールワールドカップ2003」のイメージキャラクターとして、ジャニーズJr.時代から人気だった山下智久を中心に、小山慶一郎、増田貴久、加藤成亮、手越祐也、草野博紀、「関ジャニ∞」のメンバーとして活動していた錦戸亮と内博貴を加えた編成で新ユニット「NEWS」が結成され、当時は本名の森内貴寛として活動していたTakaも加入していたのだ。
同年11月にシングル『NEWSニッポン』でデビューしたが、Takaは翌月には「学業に専念する」との理由でグループの活動を休止。のちに同グループを脱退し、ジャニーズ事務所も自主退所した。
「05年にワンオクに加入し、07年4月のメジャーデビュー以後、ライブを中心に国内で活動。アジア、欧米と海外進出も果たし、現在では日本を代表するバンドに成長しています。Takaの年収はジャニーズ時代とは比べものにならないでしょうね」(音楽業界関係者)
もともとTakaは、歌手の森進一と森昌子の長男で、弟も人気バンド「MY FIRST STORY」のHiroという芸能一家に育ったサラブレッドで、ジャニーズの力を借りずとも成功する可能性は高かったと言われるが、ここまでビッグになるとはジャニーズ関係者も思わなかったはずだ。
YouTubeもビジネスも不発
Takaと真逆なのが手越。たびたび女性スキャンダルを報じられ、コロナの〝自粛破り〟も大問題になって退所。ユーチューバーデビューし、著書も発売するなど、当初は話題になっていたが…。
「YouTubeのチャンネル登録者数、再生回数、企画のどれも頭打ちに。音楽活動もしているが、まったく話題にならない。芸能活動以外のビジネスもなかなか成功せず、収入もジャニーズ時代を下回りそうな勢いです」(スポーツ紙記者)
一方、グループに残った小山、増田、加藤は順調にキャリアを重ねている。
Taka以外の脱退組は、今ごろ後悔しているかもしれない。