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「TOKIO」山口達也わいせつ事件、今になって分かった当時の裏話【帝国崩壊!ジャニーズ事務所の光と影⑦】

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ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web

ジャニーズ事務所で「男闘呼組」以来のバンド形式でのCDデビューとなったのが「TOKIO」だ。

ギターは最年長のリーダー・城島茂、キーボードは国分太一、ドラムスは松岡昌宏、ベースは山口達也が務め、ボーカルは最年少の長瀬智也が担当。1994年9月にシングル『LOVE YOU ONLY』でデビューし、同年から2017年まで24年連続で紅白出場を果たした。

それぞれ個性豊かなメンバーたちは、音楽活動のみならず、バラエティー番組でも思わぬ適性を見せ、レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)や『TOKIOカケル』(フジテレビ系)を抱えている。

城島はタレント、国分はMC、松岡と長瀬は俳優業でも活躍し、山口は音楽活動の〝要〟に位置付けられていたが…。

音楽活動再開は絶望的

「18年2月に番組で共演した女子高生に対し、都内の自宅でわいせつ行為を強要した容疑で4月下旬に書類送検されたんです。ジャニーズ事務所からは無期限謹慎処分を受け、同年5月1日に起訴猶予処分となったものの、本人の辞意は固く、6日にTOKIOからの脱退とジャニーズ事務所との契約解除が発表された。後に浮上した話では、山口の自宅には後輩タレントもいたものの、彼の将来を案じた山口は自分だけが泥をかぶったとされている」(ベテランの芸能記者)

山口を失った「TOKIO」は音楽活動を休止。山口復帰の道を模索したが、山口が飲酒運転で逮捕されてしまったのだ。

「いつまでも音楽活動を再開できないことに業を煮やした長瀬は主演ドラマ『俺の家の話』(TBS)が最終回を迎えたタイミングでグループを脱退し、ジャニーズも退所した。残った3人は〝優等生〟で、藤島ジュリー景子社長との関係も良好。ジャニーズの関連会社として『株式会社TOKIO』を設立し、城島が社長、松岡と国分は副社長に就任している」(同・記者)

グループとして直近の楽曲リリースは17年8月の『クモ』。24年にCDデビュー30周年を迎えるが、音楽活動の再開は絶望的な状況だ。

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