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『光GENJI』再結成の鍵を握るは大沢樹生!? 諸星和己と“不仲説”の真相【帝国崩壊!ジャニーズ事務所の光と影⑤】

Moti Meiri
(画像)Moti Meiri/Shutterstock

ジャニーズ事務所の所属タレントの中では「少年隊」が活躍していた1987年6月、もともとローラースケートの練習をしていた諸星和己、赤坂晃、佐藤敦啓(現在は佐藤アツヒロ)、佐藤寛之、山本淳一のグループ「GENJI」と、内海光司と大沢樹生の「光」が合体して「光GENJI」が結成された。

同年8月に「チャゲ&飛鳥」(現:CHAGE and ASKA)が楽曲提供した『STAR LIGHT』でレコードデビュー。ローラースケートを履いて踊り、バック転などもこなすアクロバティックなパフォーマンスがウケ、デビューしてすぐに人気が爆発し、国民的アイドルグループとなった。

各局の音楽番組を席巻し、88年から93年まで6年連続で紅白にも出場したが、全盛期は長く続かず、94年8月に大沢と佐藤寛之が脱退し、同時にジャニーズ事務所を退所。グループ名を「光GENJI SUPER 5」に変更したが、翌年9月の名古屋でのライブで解散。グループとしての歴史に幕を閉じた。

薬物事件で逮捕者も

「解散の原因については、メンバーたちの不仲説がささやかれているが、2015年11月に出演した番組で山本は、『当時のアイドルは、20代後半になったら、それぞれの道に行く、みたいなスタイルがあり、年長者のメンバーが独立に進みたがっていた』と明かしている。〝ぬるま湯〟につかったままではいたくなかったのだろう」(ベテランの芸能記者)

諸星は解散時に退所。山本も02年2月に退所し、赤坂は07年10月に覚醒剤所持の容疑で逮捕され、ジャニーズ事務所を懲戒解雇された。

「大沢は、昨年11月にニュースサイト『週刊女性PRIME』に掲載されたインタビューで、再結成について30周年の節目に全員が動いていたことを告白。ローラースケートを再び練習していたメンバーもいたと明かし、自分は過去と同じことをするのは違うと思ったと語っています。このインタビューでは、諸星との不仲説についても言及。『仲が悪いっていうのは、ちょっと違うかな。合う、合わないって人にはあります。そこだけです』と説明。再結成に動いた際も、メンバー間の温度差を感じたと話していましたね」(同・記者)

内海と佐藤アツヒロがジャニーズに残留しているため、現実的に再結成は難しいと言われているが、意外にもジャニーズサイドは〝容認〟の方向性を示していたようだ。

「残っている2人は目立った活動ができていませんからね。彼らを再ブレークさせるために、再結成を許可するだろうと言われていました。ただ、大沢が明かしたように、メンバー間の温度差がある以上、話は進みそうもありませんね」(同・記者)

その大沢は、今年4月に予定されている東京都北区の区長選への出馬を表明している。仮に当選すれば、再結成の可能性はさらに低くなりそうだ。

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