郷ひろみの移籍に始まり、フォーリーブスの解散、新人・新ユニットの不発など、なかなかスターを生み出せずにいたジャニーズ事務所の〝救世主〟となったのが、マッチこと近藤真彦、トシちゃんこと田原俊彦、ヨッちゃんこと野村義男の「たのきんトリオ」で、当時は最年長の田原がリーダーをつとめていた。
3人は、いずれも1979年10月から放送されたTBS系ドラマ『3年B組金八先生』の第1シリーズに出演して一躍人気者に。とはいえ、「たのきんトリオ」はグループではなく、あくまでも活動はそれぞれ単独だった。
「3人での楽曲リリースもなかったが、TBS系で冠バラエティー番組『たのきん全力投球!』が放送され、絶大な人気を誇りました。近藤と田原はソロ歌手としてヒット曲を連発しており、83年8月28日に開催された大阪でのコンサートをもってトリオは解散。その後、90年に野村が、94年には田原もジャニーズ事務所を退社した」(ベテランの芸能記者)
干された2トップ
田原はジャニー喜多川元社長が、近藤はメリー喜多川元会長がそれぞれ推していたというが、田原はジャニーズ在籍時の93年10月に元モデルの女性と結婚。翌年2月には長女でタレントの田原可南子が誕生するなど、2人の娘に恵まれた。
近藤も94年に一般人女性と結婚。2007年10月に第一子となる男児が誕生している。
「田原は、長女の誕生会見で大物ぶった態度をとり、芸能界を干された。最近も、たびたび若い美女とのデートが報じられているが、〝トシちゃんビンビン〟などとイジられておしまい。一方、近藤はジャニーズ事務所の〝長男〟として長年君臨していたが、20年10月に不倫を報じられて謹慎後、翌年4月にはジャニーズを追われるハメに。後輩にエラそうなことを言っていただけに、居づらくなったのでしょう」(同・記者)
実際、近藤が退所した際、東山紀之は自身がMCをつとめる情報ニュース番組で、冷たく突き放していた。
「たのきんの2トップは近藤と田原で、野村は3人の中でも地味な存在でしたが、日本を代表するギタリストに成長。浜崎あゆみのバックミュージシャンをつとめるなど、一番堅実な道を歩んでいる。ジャニーズからも円満退所していたため、事務所に残っていた近藤と共演の機会もあった」(同・記者)
近藤と野村は今も仲が良く、近藤がジャニーズを追い出されてソロ活動をスタートさせると、いきなりコラボツアーを開催。ジャニーズのしがらみがなくなった3人でのトリオ復活もあるかもしれない。
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