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樋口可南子、田中裕子、原田美枝子…まぶし過ぎる「昭和映画」の大胆濡れ場!―Part②―

(画像)Cast Of Thousands / shutterstock

1980年代こそ、1粒で二度も三度もおいしい、1つの作品で何人もの美女が魅せまくる官能映画の黄金期。81年の『北斎漫画』では、樋口可南子と田中裕子が、何度もフルオープンで競演を果たした。

「田中が演じたのは、緒形拳演じる北斎と暮らす三女役。スランプで絵が描けなくなった北斎に〝裸描きたいか!〟と言って自ら着物の帯を解いて裸になるシーンで、推定〝B級〟の美微をご開帳。これが初めてとは思えない堂々とした演技でした。樋口は北斎を惑わせる〝魔性の女〟お直を、当時22歳の若く美しく、しなやかな肉体で見事に表現。北斎の絵のモデルとなり、すっぽんぽんで巨大なタコに絡みつかれるシーンは、日本映画史上に残る名シーンになりました」(映画ライター)

80年代前半は、この樋口なしには語れないだろう。多くの美女との艶競演で映画界を大いに盛り上げてくれた。

「83年の『卍』では、高瀬春奈とレズビアンの関係にハマっていく女性をフル露出で演じています。爆豊満の高瀬と、しなりの効いたスレンダーボディーの樋口との絡みは、まさに芸術。樋口に夢中な高瀬が、硬く尖った樋口の先端に吸い付き回すシーンは衝撃的でしたね」(同・ライター)

同年の『もどり川』は、樋口をはじめ、原田美枝子、藤真利子、池波志乃ら多くの女優が魅せて喘ぎまくった官能大作だ。

「樋口は、萩原健一演じる主人公の歌人の師匠の妻を妖しく演じています。破門になった萩原に夜這いをかけられ、着物を剥ぎ取られ、美豊満を振り乱してドッタンバッタン。その後も、荒々しい扱いを受けながらもその愛を受け止めてしまう女の哀しい性を妖艶ボディーで見事に演じています。藤は萩原の妻役。関東大震災に遭遇して逃げ惑う中、突然、コーフンして萩原に〝抱いて! 抱いて〜!〟と迫り、大火の炎が広がる草むらで抱き合い、藤の艶姿があらわになります。池波は萩原の愛人役。爆豊満をモロ出しに、足を抱えられて激しく交わるシーンで見る者の度肝を抜き、さらに萩原の上に後ろ向きに重なり合って身悶えする、ど迫力のシーンにも体当たりしてくれましたね」(同)

だが、圧巻だったのは、原田とのエロティック過ぎるラブシーンだった。

フレッシュ女優と貫禄女優の艶競演

「原田と、柴俊夫演じる胸の病を患った夫のベッドシーンです。〝俺はつくづく意気地なしだよ〟と弱音を吐きながら、原田の着物を脱がせて推定〝G級〟を両手で揉みまくるんです。その感触を味わうように、何度も何度も揉みまくり、さらに〝てめえに愛想が尽きた〟と嘆きながら原田の体を強く引き寄せ、その膨らみに顔を埋め、右の先端に吸い付いていくんです。原田はそんな柴を愛おしむように撫で、柴の中指を咥えて甘噛みしたり、唇を重ねたり。当時、24歳とは思えないエロ美しさに感動します」(同)

同年の『丑三つの村』は、当時23歳の田中美佐子のフレッシュ初披露と、五月みどり、そしてまたまた池波志乃の、大人の女の貫禄十分の肉感ボディーとねっとり濡れ場のギャップがすごかった。

「田中が主人公の古尾谷雅人に風呂場で迫られ、推定〝B級〟美微があらわになる。これにはドキドキさせられること確実。後半の野外シーンでは、やや陥没気味の先端に吸い付かれて初心な反応を見せつつも、自ら着物をまくり上げて促す動きがコーフンさせられます」(映画評論家)

対して池波は、村の有力者との夜這いシーンでハードな濡れ場を見せてくれた。

「男の荒々しい責めに、〝あ~あ~~!〟と大声を上げながら快感に没入していくんです。男に組み伏せられ〝うつぶせ〟で突き立てられると、たまらず障子に手をかけて突き破ってしまう。まるで生き物のように波を打つ丸出しの爆豊満は、推定〝H級〟で真っ白。あまりの快感に、自分の手に噛みついて正気を保とうとする姿まで見せていますから、これで〝フルい立ち〟しない男はいないでしょう」(同・評論家)

五月は古尾谷との夜這い濡れ場が、最大の見せ場だった。

「片足を抱えられ、ムッチリとした太ももと桃肉をあらわにされ、後ろから激しく貫かれてしまうんです。着物の合わせからこぼれる真っ白な爆豊満が、また何とも柔らかそうでしたね」(同)

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