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大竹しのぶ、関根恵子、島田陽子…まぶし過ぎる「昭和映画」の大胆濡れ場!―Part①―

(画像)Cast Of Thousands / shutterstock

日本映画の醍醐味といえば濡れ場。これまで数多くの女優たちが大胆披露をしてきたが、その中でも特に隆盛を極めた昭和時代は、一作品で何人もの艶シーンが拝めたのである。

「最近は、有名女優のフルオープン作品にほとんどお目にかかれなくなっている残念な現実があります。人気女優たちはCMスポンサーとの契約上の縛りもあるでしょうし、コンプライアンス的な視点など、なかなか難しい環境にある。さらに、情熱を持って口説く映画監督も少ない。有名な女優の初フル露出となると、近年、あって年に1〜2本でしょうか」(映画関係者)

かつては1本の作品で複数の有名美女たちが気持ちよく魅せてくれたもの。例えば、1975年公開の『青春の門』では、大竹しのぶと高橋惠子(関根恵子)の2人が、10代にして堂々の〝全部魅せ〟濡れ場を競い合っていた。

「ともに田中健演じる主人公の青年とのシーン。大竹は、70年代はアイドル女優でしたが、映画デビューのこの作品で初めてフルオープンになりました。旅館の布団の中で、お互いに生まれたままの姿で求め合う。後に何度も艶姿を披露しており、あまり爆豊満の印象はありませんが、まだ若く張りのあるそれは推定〝E級〟のナイス造形。白く柔らかそうで、仰向けになってもプルプルと揺れていたのが印象的で、あどけなさの残る戸惑いの表情はたまらなくキュートでエロティックでした」(映画ライター)

高橋はというと、15歳で出演した『高校生ブルース』シリーズ、『おさな妻』でフル露出濡れ場をバンバン見せており、19歳で出演した本作では、すでに大人の女優の貫禄と色気を感じさせる演技だった。

「高校の音楽教師役で、何も着けずに男の上に乗り、推定〝D級〟の美豊満とツンと尖った先端をあらわに艶めかしい声を上げてのけぞりまくり。こんな年上の女性に〝筆おろし〟をお願いしたいと思わせるに十分なフェロモンをまとっていたことに驚きです」(同・ライター)

当時の女優はしっかりと心得ていた

この2年後に公開された『青春の門 自立篇』では、引き続き大竹が出演し、またも主人公の田中健とのラブシーンですっぽんぽんに。

「他にも、高瀬春奈、いしだあゆみも〝全開〟になっているから、実に豪華。高瀬は田中がアルバイトをすることになる豪邸の娘の役で、シャワーシーンで爆豊満を魅せてくれています。どうしても必要なカットであったかは微妙ですが、それでも当時の女優はしっかり心得ていたということ。いしだは、赤線の女給の役。浴衣の胸元がはだけて美豊満があらわになり、田中が顔を埋めるシーンで右の先端がこんにちは。ピンピンに硬く尖っている様が実に美しかったです」(同)

今年、7月25日にがんで亡くなった島田陽子さん(享年69)も、多くの作品で〝女優魂〟を魅せてくれた。1976年『犬神家の一族』では佳那晃子(大関優子)と、79年の『白昼の死角』では丘みつ子との競演が思い出される。 「島田は、犬神家に引き取られて育てられた娘役。薬で眠らされて襲われるシーンで、芸術的な先端があらわになります。ベッドに寝かされ、ブラウスを脱がされ、白いスリップを引き下ろされると、島田の美豊満がプルンと飛び出す。仰向けになってもふっくらとした膨らみを保ち、緊張からかピンと硬くなって見えるソレが何ともエロティックでしたね」(映画評論家)

激しかったのは佳那の方。犬神家の当主の愛人役で、犬神家の女たちに折檻されるシーンがあるが、 「2人に着物を剥ぎ取られ、雪の中に放り出され、引きずり回され、水をかけられ、ほうきで背中を叩かれるんです。その間、ずっと丸出しで激しく揺れまくり。鬼気迫る演技で引き込まれます」(同・評論家)

『白昼の――』では、島田は夏八木勲演じる完全経済犯罪を目指す主人公の情婦役、丘は妻役で、それぞれが当然のごとく魅せてくれている。

「島田は夏八木に荒々しく抱き寄せられ、着物の襟元を開かれて小ぶりな美豊満が露出します。島田の男を狂わすほどの美しさ。丘は、これが最初で最後の完全露出といわれており、作品冒頭での夏八木との濡れ場では何度も揉まれ、甘い喘ぎ声を上げています。そのフォルムは、推定〝D〟のムッチリとしたお椀型。真っ白い肌と、やや色の濃い〝ワッカ〟のクッキリとしたコントラストが艶めかしい、実に見事な映像でした」(同)

―Part②に続く―

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