中森明菜 (C)週刊実話Web
中森明菜 (C)週刊実話Web

中森明菜が“紅白の裏番組”にまさかの出演!近藤真彦との共演に悲鳴

大みそかの『NHK紅白歌合戦』へのサプライズ出演が期待された〝昭和の歌姫〟中森明菜が、同時間帯に意外な番組に出演する。


ツイッターを開設するなど、一時は本格的な復帰に期待が高まったが、オフィシャルファンクラブが年内でいったん閉鎖されるなど、復帰とは真逆の方向に進むという皮肉な結果に、ファンからは落胆の声が上がっていた。


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そんな明菜が、紅白の〝裏番組〟に出演。しかも、元恋人の近藤真彦と共演するという情報が飛び込んできた。


「紅白と同時間帯に、CSの東映チャンネルが映画『愛・旅立ち』を放送するんです。1985年に公開された当時、2人は人気絶頂のトップアイドル同士でしたが、共演をきっかけに交際に発展。双方のファンが悲鳴を上げた、いわくつきの作品です」(映画ライター)

明菜が「耳無し芳一」と“霊界通信”

交通事故で友を死なせてしまい、生きていくことに望みを失った青年(近藤)が、不治の病に冒され、死の恐怖におびえる薄幸の美少女(中森)に生きる希望を与えようとするラブストーリーだが…。

「どんな切ない物語なのかと期待して観ると、まさかの展開に驚愕することになるでしょう。近藤とのキスシーンでは突然大地震が起こり、明菜が怪談で有名な耳無し芳一と〝霊界通信〟を始め、空を飛ぶ合成シーンまでありますからね。当時はオカルトブームで、『死後の世界の証明―霊界実存の書』がヒットしていた俳優の丹波哲郎さんも出演。〝トンデモ映画〟の代表作として、今でも語り継がれているんです」(同・ライター)


ネットには、当時劇場で鑑賞した人たちの〝注意喚起〟があふれている。
《ハッキリ言って明菜ファンじゃなければ観る価値はないです笑 そのくらいトンデモ展開でした。マッチと明菜ちゃんはめちゃ初々しく、可愛らしかったね》

《昔、昔、近藤真彦と中森明菜がラブラブだった頃の作品。純粋なラブストーリーに感動…できるわけもなく、とにかくワケが分からなかった》


《公開当時、映画館で観たけど、満席でしたね。あのころのアイドルへの熱意は本当にすごかった。映画は正直微妙です笑》
映画が公開された4年後、明菜は六本木の近藤のマンションで自殺を図った。

「別の意味で見どころ満載の作品ですが、今となってみれば、こんなふざけた内容の映画をきっかけに愛を育んだというのですから、成就しなかったのも仕方ないと思えてきますよね」(前出・映画ライター)


劇中、砂浜で歌う2人の姿は必見。横文字だらけの知らない歌手ばかりが出演する紅白を観るより、昭和世代はこちらを観た方が楽しめそうだ。