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箱根駅伝前に監督同士がイベントで“バチバチ”!? トークなら青学の優勢か

(画像)Lufuyuan / Shutterstock.com

2023年1月2、3日に行われる箱根駅伝は、波乱のレースとなりそうだ。

箱根駅伝に出場する21チームのエントリー選手(各16人)が、12月10日に発表された。それに伴い、前回大会上位5大学の監督によるトークイベントも行われ、史上5校目の「学生駅伝3冠」を目指す駒澤大学と、連覇を狙う青山学院大学に注目が集まった。

「在籍選手の成績で見れば、駒大が優勢。出雲、全日本に続いて、箱根もブッチギリで優勝する可能性があります。でも、イベントで主役になったのは青学でした」(スポーツ紙記者)

トーク力なら、青学・原晋監督の右に出る者はいない。まずは、恒例となった作戦名を披露。右手で「Vサイン」を作り、

「新型コロナウイルスも、ウクライナの戦争も収束していない。平和であるからこそ、スポーツ、箱根駅伝が行われる。連覇を目指して、7度目の優勝を『ピース』でゴールしたい。名付けてピース大作戦!」

と、声を弾ませた。

レースは例年以上のスピード勝負に!?

これに対し、駒大の大八木弘明監督は「全部取りにいかないと選手たちに申し訳ない」と、終始〝大人のコメント〟に徹した。

「前回大会も駒大がV候補に挙げられていました。大八木監督は選手にプレッシャーを掛けてはいけないと考え、『(往路は)3位くらいで』と控え目でした。でも今回は口調こそソフトでしたが、内容は強気。青学に負けたのがよほど悔しかったのでしょう」(同)

各校ともトップランナーを2区に配置するオーソドックスな作戦だという。駒大、青学も仕掛けていくとすれば、例年以上のスピードレースが予想される。

「沿道での応援はOKになりましたが、声出しはNGです。でも、声援が聞こえない分、選手を追いかける車に乗った監督の檄がテレビマイクに拾われてしまうかも。夢中になりすぎて、NGワードを口にする監督もいます」(関係者)

先のサッカー・ワールドカップ2022では、女性通訳がお茶の間を凍りつかせたが、箱根駅伝も放送禁止用語連発の事態になる?

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