(画像)Cookie Studio / shutterstock
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老舗『おでん東大』女将殺人容疑で娘夫婦を逮捕…金銭的に困窮し資産を狙ったか

人気居酒屋の女将が不審死した事件は、娘夫婦による財産目当ての犯行だったことが明らかになり始めた。


12月6日、沖縄県警は那覇市にある『おでん東大』の経営者・長濱美也子さん(58)殺害容疑で、娘の許田美香(34)と夫の盛哉(34)の両容疑者を逮捕した。調べに対し夫婦は容疑を否認しているが、えげつない犯行の痕跡が見つかっているのだ。


【関連】女子高生に現金渡し淫らな行為…堕ちた“カリスマ教師”逮捕に教育界もあ然 ほか「首に電気コードを巻いた長濱さんが店で発見されたのは、今年8月のこと。県警は2人が自殺を偽装した可能性が高いとして逮捕したが、今では押収したスマートフォンに『完全犯罪』『証拠隠滅』と検索歴があったことも判明しているのです」(捜査関係者)

財産目当ての計画的犯行か

現場となった『おでん東大』は、観光客にも人気の老舗おでん屋。吉田類の『酒場放浪記』(BS-TBS)に取り上げられたり、食通で知られる俳優の中尾彬が訪れたこともあったが、実は長濱さんは知る人ぞ知る資産家で、これを狙われた可能性が高いのである。

社会部記者がこう話す。


「長濱さんは数千万円の資産を所有し、以前から娘夫婦に経済的支援をしていたようです。ただ2人はそれに飽き足らず、犯行に及んだ可能性が高い。美香容疑者は事件からわずか2カ月後に浦添市にある長濱さんの自宅マンションを相続。名義変更していたことが分かっているが、県警は財産目当ての計画的犯行だったとみて追及中です」


娘の美香容疑者は「編宇途際(あみう・とぎわ)」と名乗り点描画家として活動。一時は母親が経営する店の2階でバーを経営していたこともあったという。また、夫の盛哉容疑者は若いころはモデルとして活動。現在は『おでん東大』の近くで「ギャラリー」を経営していたが、夫婦揃って「金銭的に困窮していた」(前同)と見られているという。