9人組ガールズグループ・NiziUが、12月18日に初ドームツアーのファイナルを「京セラドーム大阪」で迎えた。

 

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アンコールでは、新曲の『Paradise』を披露し、来年3月3日公開の『映画ドラえもん　のび太と空の理想郷（ユートピア）』の主題歌に起用されることをサプライズ発表。メンバーが「とっても驚くと思うんですが…」と呼び込むと、劇中のパイロットの扮装をしたドラえもんとのび太が登場し、ドーム内が大きな拍手に包まれた。

【関連】「NiziUって売れているの？」所属事務所の“不穏な動き”にポイ捨て説が浮上 ほか大阪では、17日と18日の2日間で8万人以上を動員。秋のアリーナツアー、11月の東京ドーム公演と合わせると33万人以上を動員するなど、相変わらずの人気ぶりだが…。

コロナ禍が収まったことが原因か

「観客動員は好調ですが、明らかにデビュー当時の勢いはなくなってきています。NiziUがデビューした当時、国内では元HKT48の宮脇咲良などの日本人メンバーが所属していたIZ＊ONEが人気でしたが、コロナで来日公演やイベントができなくなり、その間にファン層がかぶるNiziUが台頭。ところが、コロナ禍が収まり、今年の紅白への初出場を決めた韓国のガールズグループ・IVEやLE SSERAFIMに押されて失速している状況です」（音楽業界関係者）

2020年にオーディション番組から誕生したNiziUは、同年6月にリリースされたプレデビュー曲『Make you happy』の〝なわとびダンス〟が人気となり、今年の紅白にも3年連続の出場を決めている。

しかし、前述の新曲も含め、これまで4曲をリリースしているものの、いまだにプレデビュー曲を超えるインパクトのある曲は出せていないのが現状だ。

「16日午後10時に公開されたYouTubeの人気チャンネル『THE FIRST TAKE』に初登場し、『Make you happy』をガチな歌声で披露。再生回数は2日で250万回を突破しているが、結局、まだ同曲に頼らざるを得ないところにグループの限界を感じます」（同・関係者）

韓国のガールズグループを真似てみたものの、結局は本家にはかなわないということか。