人気ユーチューバー・ヒカルのチャンネル登録者数が、2018年12月15日以来、4年ぶりに減少したことが分かった。
ヒカルは2016年3月18日にYouTubeチャンネル『ヒカル(Hikaru)』を開設し、同年10月16日にチャンネル登録者数10万人を達成。さらに2カ月後の12月20日には100万人を突破し、以降は右肩上がりに登録者数を増やしていた。
ところが、17年に登録者が50万人も減少する事態に陥ったという。
「同年5月にスタートしたビットコインを使った擬似的な株式(VA)を発行するサービス『VALU』で、ヒカルが『全てのビットコイン(5465万円相当)を使って自社株買いを行います!』と宣言。VAは連日ストップ高が続きましたが、8月になって突然、ヒカルが何の告知もなく所持していた全VAを売りに出し、それまで高騰していたVAが大暴落したんです。この騒動で、参加者のほとんどが大打撃を受け、ヒカルにはインサイダー取引疑惑まで浮上。多くのファンが去って行きました」(ネットライター)
「賞金1000万円は安すぎる」
その後、ヒカルのチャンネル登録者数は再び回復。今年の12月1日には鳴り物入りの企画をスタートさせた。
「日本中のクズを集めた地獄の祭典『下剋上~人生最後の一攫千金~』という企画です。大人気で映画化もされたギャンブル漫画『賭博黙示録カイジ』のパクリのような企画で、初回こそ勢いがありましたが、全5回+番外編を投稿していますが、再生回数は一度も100万回に届かず、すぐに飽きられてしまったようです」(同・ライター)
ネットの反応もイマイチだ。
《当初は(再生回数)300万くらいの見込みだったんだろうな。仕切り直さないと正直、ビッグコンテンツにはならないだろう》
《もう少しゲーム性のあるバトルにして欲しかった。ただ運ゲーに持ち込むというクソ展開》
《優勝賞金1000万円を手に入れ、それを掛けてギャンブルを行うって完全な賭博じゃん》
《すべてが中途半端。金持ちアピールの割に賞金1000万円は安すぎるし、ましてや人生が変わるわけもない》
こうした流れがチャンネル登録者数の減少に影響しているのかもしれないが、当のヒカルは強気の姿勢を崩さない。
ツイキャス配信で登録者数が減少したことに触れ、「減るっていうことに関しては全く恐れてはなくて。チャレンジをやめることが一番怖いから」「この程度のつまずきでどうこうって、ホンマになくて」と語っていた。
下剋上企画が原因で、新興ユーチューバーたちに下剋上されないように、ここが踏ん張りどころだ。
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