2020年1月に東出昌大との不倫スキャンダルが発覚し、活動休止に追い込まれていた女優の唐田えりか。本格的な復帰作となった主演映画が、わずか2週間で上映が打ち切られていたことが分かった。
打ち切られたのは『の方へ、流れる』(竹馬靖具監督)。出会ったばかりの男女が街をさまよい、あいまいな会話の中から真実を探り合う恋愛物語。唐田は、オーディションを経て役を射止めていたという。
11月26日に都内で行われた初日舞台挨拶では、久々に公の場に出てきた唐田が硬い表情で登壇。客席のファンから「おかえり! 復活おめでとう!」と声を掛けられ、ようやく「ありがとうございます」と笑顔を見せた。
「今日という日を迎えられたこと…本当に感謝しています」と涙声で挨拶した唐田。活動休止期間を振り返り、周囲への感謝も口にしていた。
「私はこの期間、自分というものに向き合っていました。自分のダメな所や弱い所、自分と向き合っている中で、(自分とも)向き合ってくださる方たちがいて、今ここに立てています」
Netflixドラマも“お蔵入り”の危機
しかし、小規模公開の作品ということもあり、客入りは不調。公開からわずか2週間の今月9日、上映が打ち切られたことを『FLASH』のWEB版が報じている。
「以前なら、唐田を〝名指し〟する映像作品のオファーも来ていたが、もはやオーディションを受けないと役を取れないほどの苦境に陥っている。唐田の所属事務所には広末涼子や戸田恵梨香、有村架純らもいるため、いくらでもバーターでねじ込めそうなものですが、それすら難しい状況になってしまっている」(スポーツ紙記者)
唐田には〝不運〟も重なった。女子プロレスラー・ダンプ松本の生涯を描くNetflixのオリジナルドラマ『極悪女王』で準主役に決まり、厳しいトレーニングや体重の増量に苦しみながら撮影を続けていたが、主演のゆりやんレトリィバァが撮影中に重傷を負い、制作がストップしているのだ。
「東出との不倫自体は唐田の自業自得という面もありますが、その後も東出が杏と離婚し、別の女性とスキャンダルを起こしたり、事務所をクビになったりと騒動が相次ぎ、その度に唐田もイメージダウンしていきました。それでも女優をあきらめず、努力を重ねていましたが、『極悪女王』はお蔵入りがささやかれ、主演映画も打ち切りですからね。運にも見放された印象です」(前出・スポーツ紙記者)
くしくも唐田の映画の上映最終日は、東出の主演映画『天上の花』の公開初日だった。
東出は山中で「自給自足生活」を送っていることが報じられているが、2人が迷い込んだ〝いばらの道〟は、まだまだ出口が見えそうにない。
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