優勝候補にも挙げられていた強豪スペインに勝って、一次リーグを首位で突破。FIFAワールドカップ・カタール大会2022で日本代表は〝大金星〟を挙げたが、その裏では〝大金〟も飛び交っていた。莫大なカネをゲットしたのは、元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏だ。
「2010年末にW杯開催が決まってから、カタールはその準備に2200億ドル(約30兆円)を投じました。過去の開催とは国の事情も異なりますが、『史上最も費用を掛けた大会』ともいわれています」(現地特派記者)
その出資額は前回ロシア大会の約15倍。ほとんどが道路整備、ホテル・スタジアム建設、空港の改修などのインフラ整備に充てられた。大会終了後はスタジアムの一部を解体し、学校や医療施設に改修される計画で、「巨額出資=悪」とは言い切れないものの、不可解な支出項目も見られた。
世界的スポーツ大会での広告塔として起用
それが、アンバサダー契約を交わしたベッカム氏への報酬、2億7700万ドル。このギャラは10年間の分割払いだが、現在のレートで約374億7000万円。40億円弱が10年間も支払われる計算だ。
「2013年に現役引退した後は『MLS・インテル・マイアミCF』の共同オーナーとなり、悠々自適の生活を送っています。12年のロンドン五輪でもサムスンのブランド大使を務め、高額報酬を得ました。夫人のビクトリアさんもファッションブランドを経営し、相当稼いでいるそうです」(同)
しかし、今回のカタール大会に関しては非難の声も上がっている。
「ベッカムはカタール大会が始まる前、アメフトの元有名選手とスナック菓子のテレビCMに出演。明らかにカタール大会を宣伝する内容で、視聴者から『やりすぎ』とのクレームも聞かれました」(現地関係者)
そのCM出演料は100万ポンド(約1億6600万円)とも報じられていた。世界的なスポーツ大会があるたびに、広告塔として儲けているベッカム。相手陣営を切り崩すセンスと視聴者をとりこにする色男ぶりは、まだまだ健在なようだ。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~元横綱・曙太郎さんへの想い
- [New] 『美女ざんまい』歌手・俳優/岡崎友紀インタビュー~ドラマ『おくさまは18歳』衝撃秘話~
- [New] 木村拓哉『Believe』妻役が天海祐希になった裏事情…工藤静香が“お相手”に嫉妬!?
- [人気] めるる『くる恋』でバナナ一房をペロリ…「いくらなんでも好きすぎる」と視聴者ツッコミ
- [人気] 手越祐也“一人負け”の迷走状態で悲惨…柏木由紀とYouTubeコラボ実現なるか
- [話題] NHK女子アナの“激変ぶり”に視聴者困惑!? 2年ぶりに番組復帰もすっかり別人に…
- [話題] 山下智久『ブルーモーメント』での“ボソボソ喋り”に混乱!字幕モードにする視聴者続出