(画像)Master1305 / shutterstock
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田中聖の“金欠地獄”わずかに残ったファンを食い物にした致命的な犯罪

知人の女性から、わずか1万円程度の現金を脅し取ったとして、京都府警に逮捕された元KAT-TUNの田中聖容疑者の金欠ぶりが話題になっている。


田中容疑者は、昨年出演したライブの出演料をめぐり、「1秒でも早く10万円耳そろえてキッチリ払え」などと女性を脅し、現金1万円を自身の口座に振り込ませた恐喝の疑いで逮捕された。


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「被害女性に対し、田中容疑者はSNSで《表も裏も動く案件だぞ》などと、反社会的勢力とのつながりをほのめかすようなメッセージも送っていたそうです」(スポーツ紙記者)


このため、警察は他にも余罪がないか捜査しているというが、驚かされたのはその被害額だ。


「脅し文句が〝10万円耳そろえてキッチリ〟だったということは、ライブの出演料がその金額だったということでしょう。ジャニーズのトップアイドルだったことを考えると、とんでもない安い金額で仕事を受けていたんだなという印象です」(同・記者)

最高年収1億円からの転落

一部報道によると、KAT-TUN時代の年収は、毎年確実に2000万円以上あったという田中容疑者。ライブやグッズ、CD、テレビ番組やドラマへの出演、グループでのCM出演料なども含めると、全盛期の最高年収は約1億円にも上っていたとされるが、ここ最近は極度の金欠状態だったことがうかがえる。

「不起訴になったものの、2017年に1回目の逮捕をされた際に自宅を取材しましたが、たっぷり稼いでいた芸能人が住んでいるとは思えない物件でした。その後、田中容疑者は千葉の実家に戻ってライブ活動をして生計を立てていたわけですが、だんだんお呼びがかからなくなり、ギャラの単価を下げていったのでしょうね」(同・記者)


田中容疑者は覚醒剤取締法違反の罪などで起訴され、現在公判中の身だった。千葉地裁松戸支部での裁判後、薬物依存症の治療のため、いったん入院中の病院に戻っていたというが、今回の恐喝事件で身柄を京都に移送された。


「有名人が刑務所に入ると、他の受刑者から強烈なイジメを受けるという噂を田中は聞いているようで、かなり恐れているらしい。これまでは資金援助をしてくれるファンもいたが、今回の恐喝で『怖い』と言って離れる女性たちも続出するはず。刑務所のイジメを心配するより、出てきた後のことを考えないと、これまでよりもっと厳しい金欠地獄が待っている」(芸能プロ関係者)


かつて所属したジャニーズ事務所のファンからも、実弟のSixTONES・田中樹の活動の邪魔をするなと総スカン。自業自得とはいえ、社会復帰は想像を絶する茨の道になりそうだ。