平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の脱退が発表されたKing & Prince(キンプリ)が、早くもジャニーズ事務所から冷遇されているという。
「キンプリへの当てつけのように、Travis Japan(トラジャ)の猛プッシュが始まっているんです。11月後半だけでも、月刊と週刊の『ザテレビジョン』(KADOKAWA)『Myojo』(集英社)、『ダンススクエア』(マガジンハウス/日之出出版)などがトラジャを表紙にしている。12月に入ってからもいくつかの雑誌で表紙を飾るようで、年末から年明けにかけては、テレビでの露出も一気に増やす予定のようです」(芸能関係者)
キンプリファンの感情を逆なでするかのような、ジャニーズ事務所のトラジャ推し。これには、裏事情もあるとささやかれている。
レコード会社への忖度
「キンプリは、ジャニーズ事務所とユニバーサルミュージックが共同で立ち上げた『Johnnys’ Universe』の所属。彼らのCDの売り上げは、ジャニーズ事務所だけでなく、ユニバーサルにとってもドル箱だったわけです。そんなグループの空中分解を防げなかったジャニーズは、〝オトシマエ〟としてトラジャを猛プッシュしているんです。トラジャも所属レコード会社はユニバーサルですからね。事務所側としては、キンプリで使うはずだった雑誌やテレビの出演枠を、どんどんトラジャに与えることでユニバーサルとの関係を良好に保つ意味合いもあるんです」(同・関係者)
そもそも、キンプリの悲願は〝世界デビュー〟だった。しかし、遅々として計画が進まず、平野らは「年齢的に厳しくなった」と判断した。
「ところが、キンプリを辞める3人が夢にまで見た〝世界デビュー〟はトラジャが果たした。ジャニーズの強力なバックアップで、国内での人気も不動のものになるでしょう。キンプリファンにとっては地獄を見せられているようなもので、ジャニーズアイドル自体を応援することをやめてしまうかもしれない。結果、帝国崩壊につながることに、ジャニーズの経営陣は気づいていないようですね」(同・関係者)
一番の〝被害者〟は、キンプリを存続させることを決めた永瀬廉と髙橋海人なのかもしれない。
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