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ガースー首相“ステーキ8人会食”で分かった杉良太郎の暗部…

杉良太郎
杉良太郎 (C)週刊実話Web 

昨年末、東京・銀座の高級ステーキ店で、菅義偉首相、自民党の二階俊博幹事長らと会食していた俳優の杉良太郎。

「GoToトラベルの全国一斉停止を発表したその日の会食には、ソフトバンクの王貞治球団会長、みのもんたら計8人が参加していました。俳優は杉だけ。彼は政界や警察官僚に幅広い人脈を持っていることから、業界関係者から〝芸能界の政商〟と恐れられていますよ」(大手プロ役員)

杉は1965年に『野郎笠』で歌手デビュー。67年にNHK時代劇『文五捕物絵図』の主役に抜擢されブレークした。76年には『すきま風』が大ヒット。〝流し目の杉様〟として、主に中高年女性から絶大な支持を得た。政界とのパイプについては、エンディングに『すきま風』が使われた杉主演の人気時代劇『遠山の金さん』(75~79年)のころにさかのぼる。

「キングメーカーの田中角栄元首相が杉のファンだったことから、彼をかわいがるようになった。以来、田中氏の人脈を通じて政界に食い込んでいった」(同)

杉は刑務所の慰問や福祉活動を続けていることでも知られている。

警察上層部とも昵懇でコワいものなし…

「日本だけではなく、ベトナムを中心に海外のボランティアにも力を入れている。結果、杉は法務省特別矯正監の肩書をはじめ、数えきれないほどの名誉職を手にしたんです」(夕刊紙記者)

二階幹事長と親しくなったのは約5年前。超党派の国会議員約40人で『演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会』を設立してから。

「同会長の二階幹事長だけではありません。5年前に安倍前首相と親しい関係だった元TBSのY氏への準強姦被疑事件で、逮捕状の執行直前に執行停止を決済したとされる中村格警察庁次長(当時、警視庁刑事部長)とも昵懇の仲。怖いものなしですよ」(同・記者)

政界にも太いパイプを築いた杉だが、業界関係者との間には〝すきま風〟が吹いているようだ。

「傲岸不遜で説教魔だからです。最近は杉を心酔していた芸能界の重鎮も距離を置いています」(音楽関係者)

一件落着できるか。

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