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在宅メール対応の弊害~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

「隙間ビジネス」舞台裏
「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web

オーストラリアのソフトウエア会社アトラシアンは、メールチェックなどを原因とする集中力への影響を調べたところ、「時間ばかりか知能も低下させる」という驚くべき発見があったと公表した。

同社の指摘した指標は以下の5つだ。①36回=一般的な人が1時間にメールをチェックする回数、②10ポイント=届いたメールを処理していると低下する知能指数(徹夜の影響と同レベル)、③56回=1日に仕事が中断される回数、④3分=仕事に集中するまでに要する時間、⑤2時間=余計なことに気を取られた後、元に戻るのに要する時間…。

おのおので対応の判断が必要

「テレワークや在宅勤務の普及で、メールチェックの時間は今以上に長くなると想定されます。メールへの対応は1日に2〜3回に限定するなど、自分にとってどんな境界線が最も価値があるのか決めるようにすることが肝要です」(ITジャーナリスト)

これ以外にも、通知設定をオフにする、メールのフォルダ分けを利用する、読んだらすぐに返信する、テンプレートや辞書登録を有効活用する…などが仕事の弊害にならない方法だという。参考にされたし。

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