相撲のぼり (C)週刊実話Web
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逸ノ城“飲酒”でおかみさんに暴行!? 親方との師弟関係も修復不可能に…

今年の締めを飾る大相撲九州場所が、11月13日から福岡市の福岡国際センターで始まっているが、こちらは危機的な状況だ。


212キロと関取最重量を誇り、つい2場所前の名古屋場所では初優勝までやってのけた人気者、西前頭2枚目の逸ノ城と、師匠の湊親方(元幕内湊富士)の師弟関係がこじれにこじれていることが分かった。逸ノ城が、おかみさんに暴力を振るった疑いまで浮上しており、ただごとではない。


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関係者の話を総合すると、逸ノ城には酒乱癖があり、これまでも泥酔してはトラブルを起こすことがたびたびあったという。


「なにしろあの体ですから飲む量も半端ではない。入幕したての頃、『夕べは焼肉屋でちょっと飲みました。ジョッキで11杯。それでも(おなかの容量は)50%ぐらい』と話したことがありました。酔っぱらった逸ノ城を部屋に連れて帰るのも容易じゃない。振り払った腕が、おかみさんに当たったりしたこともあったようです」(大相撲担当記者)

金銭トラブルも絡む

力士が一般人のおかみさんの体に触れるのはタブー中のタブー。横綱双羽黒も1987年、トラブルを止めに入ったおかみさんを振り払い、勢いあまって吹っ飛ばしたのが廃業の引き金となった。

「湊親方も再三注意したが、逸ノ城の酒癖は一向に改まらなかった。この師弟間には金銭トラブルも絡んでいるようで、名古屋場所で初優勝したときは、まともに話ができる状態ではなかった。師匠が話し合いを試みても逸ノ城が『弁護士を通してください』と返答していたほど」(同)


やむを得ず湊親方は、日本相撲協会に実情を報告。花籠コンプライアンス部長(元関脇太寿山)が、両者を呼んで事情聴取するなど、波紋は協会上層部にまで拡大してしまった。


「協会は『被害届は出ておらず、休場する状況ではない』として、逸ノ城の九州場所出場を認めている。逸ノ城は昨年12月に部屋を出て一人暮らしを始め、九州場所も部屋で稽古はしているが、ちゃんこは食べていない。これで勝てるのか心配です」(部屋関係者)


酒は身を滅ぼす。