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全速ターン!『ボートレース』情報~劇的だった馬場貴也のダービー制覇

『ボートレース』情報
『ボートレース』情報 (C)週刊実話Web 

とこなめダービーの予選最終日。得点率首位に並んでいた福来剛と菊地孝平の明暗がクッキリ分かれた。福来は、まさかのFでV戦線から脱落。一方の菊地は不利な6コースから豪快にまくって予選トップ通過を決めてみせた。

菊地は準優戦も危なげなく逃げて、優勝戦の1枠をゲット。優勝するのは菊地で決まり、というムードが漂っていた。

菊地は優勝戦もコンマ08のトップスタート。あとはそのまま逃げ切るだけのはずだった。しかし、1マークのターンがほんの少しだけ甘くなった。その一瞬の隙を見逃さなかったのが馬場貴也。「今年一番の2コースの走り方ができたと思います」と自画自賛した超速差しで、一気に突き抜けた。

獲得賞金1位でグランプリへ

「試運転して勝てるイメージが湧かなかったので、思い切ってペラを叩き変えました。それがうまくはまりました」のコメントどおり、エンジンもバッチリ仕上がっていた。

ダービー終了時点での獲得賞金は山口剛を抜いて、馬場が首位に浮上。約2000万円ほどの差をつけた。最終的には11月22日から始まるチャレンジカップ次第となるが、馬場と山口はともに記念を2節走ってからチャレンジカップというスケジュール。どちらもリズムがいいだけに、この時点での約2000万円の差は実に大きい。

今年の獲得賞金1位でグランプリに行くのは、おそらく馬場になる。

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