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長澤まさみ「下着姿」が露出の限界?『エルピス』に“性的コーディネーター”は必要なのか

長澤まさみ
長澤まさみ (C)週刊実話Web

『2022ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされた30語の中に「インティマシー・コーディネーター」が選出された。

これは、映画やドラマの制作現場で、性的なシーンを撮影する際、「どこまでの演技を許容できるか」など、役者と制作サイドの意向を調整したり、主に役者側の精神的負担などにも寄り添う特殊なコーディネーターのことだ。

映画業界の関係者が解説する。

「アメリカのハリウッドで生まれた仕事で、現地では業界団体で研修を受け、試験をクリアするとインティマシー・コーディネーターとして登録できる。日本でこの資格を持つ人物は、わずか2人。しかし、映画監督による〝性加害〟疑惑などが問題視され、その重要性が注目されているんです」

視聴率は右肩下がり

このコーディネーターを導入したとして、放送前から話題になっていたのが、長澤まさみ4年ぶりの主演ドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)だ。

スポーツ紙の記者が言う。

「スキャンダルでエースアナウンサーから転落した主人公を長澤が演じ、連続殺人事件の冤罪疑惑を追う社会派エンターテインメントで、正直、テーマの重さから苦戦が予想されていました。しかし、放送前にインティマシー・コーディネーターが入ると報じられ、長澤が激しい濡れ場に挑戦するのではないかと一気に話題になったんです」

ところが、蓋を開けてみれば完全な肩透かし。初回と第2話まで濡れ場はゼロ。ようやく第3話で、長澤と元カレ役の鈴木亮平がディープキスし、行為に及ぶシーンが放送されたが…。

「長澤が下着姿でシーツにくるまって寝そべるシーンがあり、豊かな胸の谷間をのぞかせていましたよ。これまでの中では一番のお色気シーンでしたが、これならインティマシー・コーディネーターは必要ないだろうというレベルでした」(同・記者)

こうした〝出し惜しみ〟が響いたのか、肝心の視聴率も初回から8.0%、7.3%、6.3%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と右肩下がり。第4話以降もぬるい恋愛模様を描くだけなら、視聴率回復は難しいかもしれない。

〝希望〟があるとすれば、長澤の艶技にかかっているが、今のところ〝災い〟で終わりそうだ。

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