テレ朝・玉川徹氏“ゆるゆる取材”で21日ぶり番組出演も落胆の声「テレ東のパクリ？」

11月10日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』（テレビ朝日系）に、21日ぶりに同局社員の玉川徹氏が出演した。

玉川氏は、番組開始から30分ほどして登場すると、「みなさんご無沙汰しております。羽鳥さんお久しぶりです、皆さんお久しぶりです」とあいさつ。

この日の番組では『いま日本に来ている外国人に密着』と題した特集を放送。入国規制が緩和され、続々と日本に訪れる外国人を、「成田空港に行って片っ端から、60人ぐらいの人にお話を聞きました」と説明。取材VTRでは、安全で高品質な薬品を求めにやって来た外国人、日本のアニメが大好きで〝聖地巡礼〟するイタリア人、妻子と4年ぶりの再開を果たしたロシア人男性など3組に密着リポートする様子が流された。

「めちゃくちゃゆるゆるの取材」

玉川氏のファンからは安堵の声が。

《玉川さん何日ぶり？　もう出演しないのかと心配でした。もっと出演頻度増やしてあげて欲しい》

《玉川さんありがとう。緩めなテーマだったけど考えさせられる内容でした。心が感じられる取材いいな。今後にも期待》

《やっと玉川さんの顔見られたー！　今日は終わりまでスタジオにいて欲しかったな〜》

《やっぱり玉川さんがいないとモーニングショーじゃないよね。もっとガンガン出演してほしいです》

一方、ネット上には「ゆるすぎる取材テーマ」にツッコミも。

《久しぶりの玉川氏、どんな現場リポートかと思ったらただの「YOUは何しに日本へ？」だったw》

《めちゃくちゃゆるゆるの取材だったね。インバウンドが増えてるのなんて誰でも知ってるわ。もっとほかに取材すべきことあるだろ》

《こんな中途半端な現場取材にわざわざ時間をさく必要ない。玉川を出演させたいだけの枠としか思えん》

《聖地巡礼するアニメ好き外国人ってもう腐るほどやってるよね。玉川ってこの程度の取材しかできないの？》

《テレ東の番組のパクリですか？　こんなことやってるなら局を辞めて独立したらいいのに》

玉川氏は、安倍晋三元首相の国葬についての〝事実誤認発言〟で、10月5日から10日間「出勤停止」の処分を受け、19日の番組で改めて謝罪。「これからは現場に足を運び、取材をし、事実確認をして報告する、その基本にもう一度立ち返るべきだと考えました」と宣言し、翌20日には旧統一教会（世界平和統一家庭連合）問題で弁護士を取材した様子が放送された。

「復帰翌日に早くもスタジオ出演したことには賛否があり、それ以降は出演していませんでした。それだけに、『名誉挽回のためによほどデカいネタでも取材しているんじゃないか』と噂されていたんです」（他局のスタッフ）

ところが、今回のネタは「外国人観光客の密着」。せめて、旧統一教会問題で経済再生担当大臣を更迭されたにもかかわらず、ちゃっかり自民党の「新型コロナウイルス等感染症対策本部長」に起用された山際大志郎議員を待ち伏せて直撃するくらいの〝取材記者魂〟を見せてもらいたかった。

これでは、視聴者から「YOUは何しに空港へ？」と揶揄されても仕方ない。