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“ガキ使”ついに終了!? 吉本興業と日本テレビ「蜜月関係」が崩壊~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

松本人志
松本人志 (C)週刊実話Web

新年早々、日本テレビ上層部が大慌てだ。『ガキの使い!年越しSP』が今年大みそかにオンエアされない可能性が浮上しているのだ。

騒動の発端は昨年6月に多目的トイレ不倫が発覚し、芸能活動を自粛していた『アンジャッシュ』渡部建。昨年放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』に内々に出演させ、収録を行った。

「渡部が収録に参加したことを一部女性誌がすっぱ抜いたんです。当時は正式な謝罪会見もない中で、渡部がシレッと芸能界に復帰するといった話が広まった。そうこうする内に世間から大バッシングの嵐が巻き起こった。渡部ばかりか日テレにまで抗議が来たほど。スポンサーサイドからのクレームも発生し、営業の判断で渡部の出演シーンはお蔵入りとなった」(事情通)

この一連の騒動にマジ怒りしたのが番組のキーマンかつ、制作にも影響力を発揮する『ダウンタウン』の松本人志。

「松本が問題視したのは、2点です。1つは日テレの情報管理の甘さ。これまで一度も漏れたことのないキャスティング情報がなぜ、抜かれてしまったのか? 番組PRのため、日テレサイドが漏らしたとの記事を一部メディアが書いていたが、それは120%あり得ません。そんなことをする必要はないし、ある程度の視聴率も担保されている。さらに、過去にも情報を自らリークしたことは一度もありません」(日テレ関係者)

『ガキ使年越しSP』がなくなったら日テレは大損害!

松本及び所属の吉本興業も、この点に関しては日テレに徹底調査を求めているという。2つ目は芸人に対する日テレの愛情のなさ。

「松本が一番心配しているのが、日テレに利用されたといっても過言ではない渡部の今後です。下手をしたら、このまま廃業する可能性すらある。日テレはその辺をどう考えているのか、ですよ」(制作関係者)

日テレとの信頼関係が崩れた現在、松本は『ガキの使い!年越しSP』を続けていくことに難色を示しているわけだ。

「昨年大みそかの『ガキの使い!年越しSP』第1部は、世帯視聴率17.6%で紅白裏の民放で11年連続1位を記録した。営業的にもCMやHulu配信、さらにDVDの売り上げなどで10億円以上の利益を出すんです。それがなくなってしまうと…。本当に厳しい事態に追い込まれてしまう」(放送作家)

日テレは松本や吉本興業と再度、信頼回復を目指し話し合いを行っている。日テレ側は退社と共に番組を卒業することになった〝ガースー〟こと菅義偉首相、いや菅賢治プロデューサーを再び呼び戻す声も出ているという。

大みそか『ガキの使い!年越しSP』放送はアウトか。

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