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大相撲“クラスター場所”「強行開催」にファンからも疑問が続出!

相撲のぼり
相撲のぼり (C)週刊実話Web

年明け早々、横綱・白鵬らのコロナ感染が判明。初日直前には1都3県に「緊急事態宣言」が発出されるという大混乱の中、大相撲の初場所が東京の両国国技館で始まった。

休場者は65人(関取16人)に達し、観客も上限5000人に制限したため、客席もスカスカ。さらに、コロナに感染してしまった白鵬はやむを得ないとしても、もう1人の横綱である鶴竜まで〝調整不足〟を理由に、またも休場。3場所続けて複数の横綱が初日から不在という異常事態となっている。

「鶴竜は、師匠の陸奥親方(元大関霧島)に、『来場所は引退をかけて1日でも早く稽古できる体を作って頑張ります』と申し出たそうですが、ファンも関係者も納得いかないですよ。コロナで大量に休場者が出たため、自分が休んでも目立たないだろうというハラがミエミエです。白鵬も、内心〝休場するいい口実ができた〟とほくそ笑んでいるかもしれません」(担当記者)

ネット上では「まるでブラック企業だ」と物議…

今場所に綱取りがかかっていた大関・貴景勝は、この両横綱不在という大チャンスに、何と初日から3連敗。もはや絶望的となった。その一方、「コロナが怖い」という理由で休場を申し出た序二段20枚目の琴貫鐵(佐渡ヶ嶽部屋)は、引退に追い込まれる事態に…。

《今日を持って引退することになりました。このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので、休場したいと佐渡ヶ嶽親方に伝え、協会に連絡してもらった結果、協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく、出るか辞めるかの選択肢しか無く、自分の体が大事なので》

琴貫鐵はツイッターで、このように経緯を説明した。

「この引退について、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が、『会社にもコロナが怖いから出社したくないと言う人もいるだろう。それをみんなが言っていたら仕事にならない』と、東スポの電話取材に回答。ネット上では《まるでブラック企業だ》と物議を醸しています。芝田山広報部長は『協会は感染対策を徹底している』と主張していますが、事態はすでに〝大相撲クラスター〟。開催を中止にするべきでした」(別の記者)

千秋楽までやれるのか?

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