(画像)David Lee/Shutterstock
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プロ野球「試合球」を審判員が盗んで出品!? ネット上で“犯人の特定作業”

熱戦を繰り広げた日本シリーズが終わり、来年3月WBCに向けて日本代表「侍ジャパン」が本格始動したタイミングで、プロ野球界を揺るがす事件が発覚した。


プロ野球の公式戦で、50代の審判員の男性が未使用の試合球を持ち出して盗んだ疑いがあるとして、愛知県警が11月2日にこの審判員の自宅を家宅捜索したのだ。


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同審判員は今年6月、愛知・名古屋市のバンテリンドームナゴヤで開催された「中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツ」の試合で、未使用の試合球を持ち出した窃盗の疑いがかけられている。


「疑われている審判員は、フリマアプリのメルカリを使い、家族名義のアカウントで複数の試合球を出品していたようです。警察も任意で事情を聴いているというだけに、事態は深刻です」(スポーツ紙記者)

「日本シリーズの審判から外れた人」

早くも、ネット上では〝特定班〟が審判員の割り出しに動いている。
《今年6月のバンテリンドームの試合担当審判をみると、50代の審判員に該当する者は7名。吉本文弘、嶋田哲也、土山剛弘、丹波幸一、眞鍋勝己、敷田直人、西本欣司、このうちの誰かだ》

《ちょっと待って。6月のナゴドだけじゃなくて6/9のZOZOマリンの試合も? だとすると土山、眞鍋、丹波に絞られちゃうんだけど》


《3人の中で1人だけ日本シリーズの審判から外れた人が1人いるが、もしかして…》
この問題は、今年6月中旬に行われた中日主催の巨人戦の試合球が、未開封のままインターネット上で売買されていたことで発覚した。

「球団は、何者かが持ち出した可能性があるとみて愛知県警に被害届を提出していました。球はメルカリに出品されており、さらにヤフオクに転売されていたそうです。バンテリンドームでの試合では、対戦カードや日付を刻印した球を使っており、出品物にも『22.6.19』『D×G』と刻印されていた」(前出・スポーツ紙記者)


今のところ、疑われている審判員が「出品」まで関与していたかどうかは捜査中だというが、もし本人であれば完全に〝アウト〟だ。