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紅白歌合戦は“花の82年組”頼り!? 目玉が中森明菜と小泉今日子で大丈夫?

中森明菜、小泉今日子
中森明菜、小泉今日子 (C)週刊実話Web

「NHK紅白歌合戦」出場歌手の発表が迫ってきた。今年、最大の話題となっているのは、中森明菜が本当に出場するかどうかだ。

スポーツ紙記者が最新の動向を明かす。

「今年も、アニソン以外でめぼしいヒット曲が出ない1年となりました。そこで、NHKは〝80年代アイドルの大集合〟を企画しているようです。目玉は明菜と小泉今日子。2人は、売れっ子アイドルが目白押しとなった〝花の82年組〟で、40周年の節目にあたります」

圧倒的な歌唱力で今も「伝説の歌姫」として孤高の存在感を放つ明菜と、全国15会場を巡る40周年ツアーを成功させたキョンキョンの競演となれば、話題になることは間違いない。

明菜は、2017年末のディナーショー出演以降、活動休止状態が続いたが、今年8月30日に公式ツイッターを立ち上げ、新事務所の設立と活動再開を宣言。まだ公の舞台には姿を現していないが、再始動の機運は高まっている。

一方の小泉も、40周年ツアーのチケットが転売サイトで定価の10倍近い値段がつくほどの人気で、秋の舞台も満員御礼が続くなど、人気は今も健在だ。

「ベテラン歌手は、加齢で原曲のキーでは歌えなくなるものですが、小泉はツアーですべて原曲キーにこだわって歌唱しました。小泉のプロ意識の高さだけでなく、紅白出場を見据えた歌への強い熱意の表れとみられます」(同・記者)

鍵を握る大物女性歌手

2人の起用にあたって、NHKの〝献身ぶり〟もうかがえる。

「NHKは今年、明菜の過去のコンサートをリマスターした『伝説のコンサート 中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』をBSで放送し、好評を受けて地上波でも流しました。キョンキョンに関しても、ツアーに合わせて特集番組を組み、40周年を盛り上げている。これらの番組は、彼女たちに紅白に出場してもらうための布石です。紅白人気の凋落で、会長ですら『紅白不要論』をぶちあげる中、伝統の番組を守りたい制作スタッフが、切り札となる明菜とキョンキョンにおもねっているという証です」(芸能プロ関係者)

他にも、〝花の82年組〟には石川秀美や早見優、堀ちえみ、三田寛子、シブがき隊といったメンバーが名を連ね、女優デビューでは原田知世もいる。こうした〝40年物〟のビッグネームに加え、あの大物の動向が今年の紅白の命運を握っているという。

「ここに、長女の神田沙也加さんが自殺して昨年の紅白出場を辞退した松田聖子がカムバックするというお涙頂戴のシナリオも用意し、80年代アイドルのそろい踏みで中高年に訴求したい狙いです」(同・関係者)

視聴者の若返りを狙い、中高年は名前すら知らない歌手やジャニーズに頼っていたここ数年の方針を転換するNHKの狙いは吉と出るか凶と出るか。

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