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LiSA新曲『dawn』に暗雲!? “鬼滅歌手”イメージからの脱却なるか…

LiSA
LiSA (C)週刊実話Web

昨年『炎』で日本レコード大賞の大賞を受賞するなど大活躍だった歌手のLiSA。1月13日に新曲『dawn(ドーン)』のリリースが決定し、ミュージックビデオ(MV)が11日の正午からYouTubeにてプレミア公開されている。

新曲は新たな世界、新たな幕開けを感じさせる、疾走感あふれるロックナンバー。空と炎をバックに、バックバンドの演奏でLiSAがライブパフォーマンスを繰り広げている。

「公開から1日たったMVの再生回数は約58万回。新曲を発売するという情報はそれほど積極的にPRが行われたわけではなかったので、再生回数は思ったほど伸びていない感じです」(音楽業界関係者)

LiSAといえば、2019年リリースのテレビアニメ版『鬼滅の刃』オープニングテーマシングル『紅蓮華』のダウンロードがミリオン級の売り上げ。さらに昨年リリースの『炎』は劇場版『鬼滅の刃』の主題歌に起用され、映画の大ヒットに伴ってダウンロードおよびストリーミングストアにて〝55冠〟を達成した。その後も続々と記録を更新し、レコ大獲得も達成するなど一気に大スターとなったのだが…。

『紅蓮華』『炎』は誰が歌ってもヒットした!?

「そもそも論から言えば、『紅蓮華』にしても『炎』にしても、売れたのは『鬼滅の刃』という作品の力があってこそ。おそらく、LiSA以外の歌手が歌ったとしてもヒットしていたのでは。本人も十分、そのことは理解しているので、年明け早々、さっそく新曲リリースに至ったのでしょう。売れたおかげで中学時代ヤンキーだったという〝黒歴史〟も掘り返されてしまいましたが、目標は〝脱・鬼滅〟のはず。新曲も新たにスタートするテレビアニメの主題歌ではありますが、とにもかくにも真価が問われることになりそうです」(芸能記者)

新曲がヒットしない限り、このままずっと〝鬼滅歌手〟のイメージが定着することになりそう。2021年はまさに正念場だろう。

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