
非情、それともこれが新たな「新庄流」? 日本ハム・新庄剛志監督が「超」のつくドライな解雇通達を行い話題となった。
「来季は『優勝しか目指さない』と宣言しました。口ではなんとでも言えますが、それが本気だってことを態度で示したわけです」(ベテラン記者)
新庄監督が〝本気度〟を示したのは、宮崎でのこと。若手育成を目的としたフェニックス・リーグ戦が行われており、その視察で現地入りしたときだった。
空港から球場に直行した新庄監督は、自軍と中日の試合後、木田優夫二軍監督に「ぬるい!」と怒り、必死さのない若手の試合ぶりに憤怒したのだ。特にスクイズをあっさり失敗した上野響平、凡フライで一塁までの全力疾走を怠った佐藤龍世にはおかんむりで、メディアの前でも名出しで怒りをぶちまけた。
「怒りのコメントが活字になることで、選手に反省してほしいと。この時点では、そう解釈していました」(現地記者)
しかし、そんな甘いものではなかったのだ。
カミナリが落とされた翌10月23日、球団は宮崎市内の選手滞在ホテルで上野に「戦力外」を通達した。
「育成のフェニックス・リーグへの参加は、通常、来季の戦力として認められたことを意味するんですが…」(球界関係者)
選手大量解雇もその証しか…
また、その異例の解雇劇には、2018年夏の甲子園大会の優勝投手で、今季4年目の柿木蓮も含まれていた。柿木には育成選手としての再契約も提示されたが、上野には現時点で〝救いの手〟は差し伸べられていない。新庄監督は必死さが足りないのを、本当に怒っていたわけだ。
「この時点で日本ハムから解雇されたのは13人(外国人選手を除く)。育成選手としての再提示がされたのは2人だけ。例年よりも多く、かつドライです」(前出・ベテラン記者)
上野はスクイズ失敗だけで、逆鱗に触れたのではないようだ。「将来は守備だけで1億円を稼ぐ」と期待されていた。4月26日、誕生日ということで新庄監督からスタメン出場のチャンスをもらい、守備センスも存分に見せつけたのだが…。
「上野はバントのとき、右手一本でバットを構える妙なクセがあるんです。構えるだけなら、高校野球でも『右手でボールを掴むように』というイメージトレーニングもあります。でも、上野はバントを一発で決められないことが多くて…」(関係者)
新庄監督は練習態度を含め、選手査定のエンマ帳もつけてきたという。成長していないと思ったらその場でダメ出しをするのはMLBと同じ。成長度合いも示さないと、2年目の新庄劇場では生き残れないようだ。
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