地方競馬ファンの悲願だった『JBCクラシック』のタイトル制覇。多くの名馬が挑んでも跳ね返されていた難攻不落の高い壁を、ミューチャリーが破った衝撃の瞬間から、はや1年。
地方競馬が、1年で最も盛り上がる日がやってくる。それが「JBC」だ。日本の競馬では唯一、3つのGⅠ(JpnⅠ)が行われる特別な1日でもある。
『JBCレディスクラシック』、『JBCスプリント』、『JBCクラシック』に加えて、2020年より『JBC2歳優駿』(JpnⅢ)が新設され、4つのカテゴリーでチャンピオンの座を競う。今年は11月3日に、盛岡競馬場で「レディスクラシック」、「スプリント」、「クラシック」が、門別競馬場では「2歳優駿」が開催される。
その中でも「JBCクラシック」は、日本ダートのトップホースが参戦し、名実ともに権威のある一戦。歴代のチャンピオン馬には、複数のGⅠタイトルを持つ名馬の名前がずらりと並んでいるが、その中に地方馬として初めてその名を刻んだのが、昨年のミューチャリーだ。同馬は今年もJBCクラシックへの参戦を表明。自らが作った歴史を、さらに塗り替えることができるか注目したい。
今年は侮れない盛岡・南部杯組
ステップレースの日本テレビ盃、マイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬には優先出走権が与えられるが、日本テレビ盃をステップレースに選んだ馬たちが好成績を残している。今年は、船橋所属の8歳馬フィールドセンスが優勝。好調をキープしており、期待がかかる。
また、昨年の優勝馬ミューチャリーがステップレースにJBCと同じ金沢コースの白山大賞典を選んで結果を出したことを考えると、盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯組も今年は侮れない。1~3着まではJRA勢が独占したが、僅差の4着イグナイター(兵庫)、5着ゴールデンヒーラー(岩手)に注目だ。イグナイターはJBCスプリント、ゴールデンヒーラーはJBCレディスクラシックへの出走を表明している。
ダート競馬の祭典「JBC」。地方競馬を代表するダート最強馬が見せてくれる圧倒的パフォーマンスを、存分に楽しみたい。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~少子高齢化社会の行く末
- [New] 『美女ざんまい』タレント・元プロレスラー/愛川ゆず季インタビュー~100センチH級維持の秘訣は…~
- [New] “破局報道”広瀬アリス&川口春奈の「連絡先争奪戦」が勃発!IT長者とセレブ婚間近か
- [人気] 映画『踊る大捜査線』織田裕二主演作を水面下で着々準備?ファン待望の“青島復活”なるか
- [人気] 『アンチヒーロー』の“ラスボス”は野村萬斎ではなく…予想外の人物が再登場か
- [話題] 元AKB48・板野友美が娘の“横顔ショット”を画像加工!?「まさかこんな小さな子どもにも…」
- [話題] 嵐・松本潤、旧セクゾ・佐藤勝利…ジャニー氏の“スペオキ”は新体制スタートも苦境のまま