10月12日に放送された『水曜日のダウンタウン』で、加藤紗里の〝自称元カレ〟として登場した大阪のホスト・ニャンニャが放った決めゼリフ「ごっちゃんしー」が、中高生の間でも流行り始めている。
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「元カレのニャンニャです。ごっちゃんしー」と指2本を顔のそばで立てて決めるシーンに、松本人志も爆笑。「あれ、ちょっと欲しいよね」と絶賛し、放送後からツイッター上では「今年の流行語大賞」として推す声まで上がっていた。
スポーツ紙の記者が苦笑する。
「もともとの語源は、角界の『ごっちゃんしました』です。これを略して『ごっちゃんしー』と、相撲取りが感謝の意を伝える意味などで日常的に使っているんです。数年ほど前から、関西の一部の水商売業界でも流行っていたようですね」
この記者によれば、水ダウや水商売界隈で流行る前から、マスコミ業界でも日常的に使われていたという。
「スポーツ紙や一般紙の運動部記者は、同業同士でやり取りする際に『ごっちゃんしー』をさらに略した『ちゃんし』を使っています。例えばプロ野球取材では、試合後の選手・スタッフのコメント取りで、記者が分散して取材します。その後に各社の記者が、持ち寄ったコメントを同業内で融通しあうのですが、この際の締めのあいさつで『ちゃんし』と交わすのがお約束です。飲み会などでも、ご馳走になったら『ちゃんし』と返すのが、スポーツ記者あるあるです」(同・記者)
放送直前に逮捕されていたニャンニャ
それが水ダウ効果で中高生にまで広まったわけだが、一転してマスコミ業界では「封印」されてしまいそうだ。
「ニャンニャが、水ダウ放送前に強盗傷害事件で逮捕・起訴されていたことが〝文春砲〟で明らかになったんです。9月に静岡県内で暴力団組員らが民家を襲って男性に骨折など全治4週間の大けがを負わせた上、現金や乗用車、腕時計など約700万円相当を奪った強盗傷害事件が発生。この見張り役と、腕時計の換金に関わったとして逮捕されているのがニャンニャだったんです」(芸能プロ関係者)
10代の頃から大阪でホストをしていたというニャンニャは、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で「自分の彼女をホストにナンパさせて浮気心を試す」企画に出演。以来、芸能人とのパイプができ、加藤紗里とも大阪でよく飲んでいたと『週刊文春』が報じている。
「このロンハー出演をきっかけに売れ始め、老舗のホストグループでナンバー1になったこともあったそうですが、ホスト引退後は自分でバーを経営。ギャンブルにハマり、借金で首が回らなくなっていたらしい。それで、ヤクザの使いっ走りに利用されたのでしょう」(同・関係者)
加藤紗里は「付き合ってない」と否定していたが、ニャンニャがそのままブレークしていれば、自分にもニコイチで仕事が回ってきていたはず。社会から隔離された房の中に収容されているニャンニャ以上にヘコんでいるのは加藤かもしれない。
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