体調不良でレギュラー番組を休んでいた中居正広(50)の〝重病説〟が消えない。復帰後、わざわざ「肝臓は普通の数値」とアピール。一部でささやかれていた〝酒の影響〟を否定したが、テレビ関係者の間では「逆にあやしい」と話題になっているのだ。
「2017年に肝炎で入院していますし、肝臓が問題ないというのは説得力がない。今回の休養では、古巣のジャニーズ事務所から助っ人で中居さんの世話をするスタッフも派遣されていたようですから、実際はかなり深刻な事態だったはずですよ」(民放スタッフ)
最初の異変が起こったのは今年7月だ。急性虫垂炎で入院した中居は、毎年総合司会を務めていた『音楽の日』(TBS系)の出演を見合わせた。
「その後も冠番組の『中居正広の金スマスペシャル』(TBS系)や『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)を休むなど、現場は混乱したそうです。新型コロナ感染など、明確な休養理由が明かされなかったことで、何かトラブルに巻き込まれたのではないかと取材に走った記者もいたほどです」(スポーツ紙記者)
特番司会のような大役は任せられない
ジャニーズ事務所を退所して以降、個人事務所では中居の体調面までフォローできていないのではないか、との見方もある。
「ジャニーズ事務所に所属していたときは、中居用に数名のマネジャーがいて、常に体調管理も気遣ってきた。もともと中居は酒量が多いが、コロナ禍になってからは自宅に引きこもってかなりの量の酒を飲んでいるとも噂されていましたからね。タバコの本数も増えているようですから心配ですよ」(同・記者)
復帰後も明らかに顔色が悪く、〝病み上がり感〟を引きずっている中居。10月22日に放送されたラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)でも改めて酒の影響を否定したものの、「声が出ていない」との指摘は認め、こう釈明した。
「家でひと言も話さないわけですよ。声が出なくて。休んじゃうと、筋トレと一緒で、毎日少しずつやらないといけない」
前出の民放スタッフが声をひそめる。
「これまでは、ジャニーズ事務所という後ろ盾もあって、もしものときも安心していましたが、今回の一件でかなり警戒するようになったテレビマンは多い。簡単に言うと、『音楽の日』のような大型特番の司会などの大役を任すわけにはいかないというわけです。年末年始にかけての仕事や、来年以降のオファーに影響が出るのは間違いありません」
かつてのトップアイドルも、加齢臭が漂う年代になり、休みなく芸能界の第一線で走り続けてきたツケが体に出たとしてもおかしくない。
社長業も忙しいという中居が設立した個人事務所の名前は「のんびりなかい」。そろそろ仕事のペースを緩めた方がよさそうだ。
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