一色亜莉沙 (C)週刊実話Web
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タレント、芸能事務所代表/一色亜莉沙インタビュー〜『恋のから騒ぎ』卒業生は芸能事務所社長

明石家さんま司会の人気番組『恋のから騒ぎ(略称:恋から)』(日本テレビ系1994〜2011年)で人気を博した一色亜莉沙。ツインテールにハデハデ衣装が目を引く存在だったが、なぜか半年で降板してしまった。


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その後はアイドルに転身し、紆余曲折あって現在は芸能事務所の女社長を務めながら、ライバー(ライブ配信を行う人)としても大人気だという。重ねてきた苦労の数だけエピソードも豊富だ。


一色 実は今、生後5カ月の赤ちゃんがいるんです。結婚はしてないので、シンママ(シングルマザー)やってま〜す。


――いきなり、すごいカミングアウトですね。


一色 子供は欲しかったし、結婚するつもりだったけど、話し合いの結果、息子は私が引き取り、結婚までには至りませんでした。わっはっは。


――笑い飛ばすことではないような…。でも、恋からの時のキャラそのままですね。当時は奇天烈な格好もあって〝おてんばスージー〟と呼ばれていました。


一色 2列目のガヤ扱いでしたけどね。半年間出させていただいたんですけど、途中でレースクイーン(以下RQ)との両立が難しくなってしまい卒業することになっちゃったんです。


――恋からメンバーは芸能活動を禁止されていた?


一色 そうなんです。芸能活動をしていない人限定でした。彼氏がいたりしても全然問題はなかったんですけどね。

「雇われ社長をやってみる?」

――当時はどういう男性がストライクゾーンだった?

一色 どうだったかなぁ。そもそも私、あんまりモテなかったんですよね。派手な見た目もあるし、性格がキツそうと誤解されてしまい、普通の男の人は警戒して近寄ってきてくれませんでした。恋からのあとにキャバクラ勤めをしたのですが、指名してくれるのは年配の人とかが多かったです。サバサバした性格で動じないところが気に入られたみたい。でも、せっかく同伴や指名をしてくれても、お店が終わるころには眠くなっちゃってアフターのお誘いはほとんどなしで枕営業のお誘いは1回あっただけ。もちろん、断りましたけどね。男の人って、酔ったら誰でもよくなると聞いていたのに、ウソでした(笑)。それでも私、系列店グループ内でNo.2までいったんですよ。


――恋からを卒業した後はどんな活動を?


一色 RQやグラビア、2.5次元のコスプレユニット『愛夢GLTOKYO』をセルフプロデュースするなどの芸能活動をしていました。最初の転機は、所属していた事務所の社長が突然辞任しちゃったこと。オーナーさんがいたので、「雇われ社長をやってみる?」と誘われてやりましたが、売り込みで自分が社長の名刺を出しても鼻で笑われたりゴミ箱にポイ、でしたね。若かったし、実績もなかったので。その後、独立して現在の事務所を立ち上げたのですが、やはり苦労しました。所属タレントはグラビアアイドルが1人と2.5次元ユニットの計7人。キャバクラ時代の蓄えはあったけれど、運転資金はすぐに底をつき、恥ずかしながら親に借金したりブランド物を売りまくりました。


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――それ、もしかしてお客さんからのプレゼントだったりして?(笑)


一色 まぁ、そういうのもありましたけど、自分のお給料で買ったものもありましたよ。とにかく、正直切羽詰まってました。初めてお金が入ったのは、ファーストシングルが6000枚くらい売れた時。オリコン5位に入り、2枚目も同じくらい売れて、ようやく運転資金ができました。お陰様で、今ではRQや田中ケロというリングアナウンサーなど30人を抱える事務所に成長しました。

むちゃくちゃ勉強してライバー活動

――今では2.5次元ユニットを卒業し、社長業に専念しているんですね?

一色 はい。田中ケロのマネジャー業と、ライバー活動をメインにしています。


――ライバーというのがいまいち分かりません。


一色 「Pococha」という配信アプリを使い、編集なしで歌を歌ったり、リスナーさんと雑談する様子を生配信するんです。私の場合は都市伝説や未解決事件、芸能界の裏話などを話しています。


――それはまた、イメージが全然違いますね。


一色 いろいろとリサーチして、他の人がやっていないところ=隙間を探したんです。そのために、足りない知識を補おうとむちゃくちゃ勉強しました。結果、4万人ほどいるライバーの中で、トップ30に入っています。Pocochaの運営さんから依頼され、ライバーの講師もやっているんですよ。その収入も運転資金になっています。


――10年前と7年前にはイメージDVDも出していますね。


一色 1本目はフリーになったばかりの頃で、ものすごく頑張りました。たくさんの方に手に取ってもらえて、おかげでアマゾン2位でした(笑)。ちなみに2本目はちょっとセーブしてしまったので、あまり売れませんでした。あとから聞いた話ですが、私をスカウトした人は後々AVメーカーに紹介するつもりだったそうです。


そういう経験があったから、現在所属するモデルさんたちには必ず「どこまでOKか」の意思確認をしています。彼女たちを守るのも仕事ですから、「枕営業は絶対にさせない」というのが私のポリシーですね。あとは、筋を通すこと。いただいたお仕事への感謝とか、紹介してくださった方への筋は必ず通すようにしています。


――ところで、今は独身なわけですが、Hカップの抜群ボディーを持て余すことはないですか?


一色 実は今、産後なのでIカップあるんです。


――おぉ!!


一色 正直、彼氏がいないのは寂しいですよ。ただ、経験が豊富ではないので昔から空回りすることが多くて…。相手に欲情してほしいと下着で家の中を歩いてみたり、女性用のバイアグラを個人輸入して飲んだこともあるんですけどムダでした。それに、産後ってなかなか性欲が上がってこないんですよね。今か今かと、狼になる日を待ち焦がれているのが現状です。


その時のために、彼氏はマジで探しています。あんまり条件はなくて、ちゃんと働いてる人で物静かな人がいいかな。もしもこの記事を見て、彼氏になってもいいと思った人は、SNSでDMくださ〜い(笑)。
◆いっしきありさ 1988年9月9日生まれ。T163、B87・W58・H86。芸能事務所『ONE COLOR』代表。 ツイッター@arisadaccha インスタグラム@arisa_isshiki