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全速ターン!『ボートレース』情報~鳴門「SGチャレンジカップ」は地元のエースに期待

『ボートレース』情報
『ボートレース』情報 (C)週刊実話Web

先週号で10月は級別審査の締め切り月と書いたが、実はもう1つ、『SGチャレンジカップ』(11月22〜27日)出場権獲得への勝負駆けの月でもある。

『GⅡレディースチャレンジカップ』と並行開催されるようになった2014年からは、出場できるのが34名になり、出場権獲得のハードルが大幅に高くなった。レディースチャレンジカップのほうは20名。ちなみに昨年、多摩川で行われたチャレンジカップは辻栄蔵、レディースチャレンジカップは遠藤エミが優勝を飾った。

10月8日時点での34位は、4440万円の松井繁だが、メモリアルの優勝戦のFでSG出場が1年間除外(グランプリを除く)になった白井英治、新田雄史や、チャレンジカップの時期がF休みになる選手もいるので、実際には35位以下の選手でも何人かは出場することができる。

田村隆信の猛チャージなるか

今年の開催地は徳島県の鳴門。しかし、地元選手は田村隆信が3603万円で55位、島村隆幸が3515万円で59位につけているが、このままだと、地元からの出場選手がいなくなってしまう。島村はSGやGⅠのあっせんがなく、大逆転は不可能と言っていい状況。ならば、GⅠ児島周年とSG常滑ダービーに出場予定の田村が、その期待を一身に担うことになる。

長年、鳴門のエースの座に君臨してきた意地とプライド。田村の猛チャージに注目したい。

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