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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~佐藤励がデビュー最速グレードレースVの快挙!

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

超新星現る!

10月10日、山陽オートで行われた『GⅡ若獅子杯争奪戦』で、川口オートの35期・佐藤励がグレードレース初優出にして初優勝を飾った。デビュー10カ月での快挙は、中村杏亮の持つデビュー1年2カ月を塗り替える最短でのグレードレース制覇となった。

レースはハンデ0から先行した林稔哲を即かわして主導権を掴むと、スムーズに軌道に乗った。後続の格上組も序盤からのハイペースにお手上げだった。レース後には「プレッシャーも相当だった」と語った佐藤。しかし、結果として重圧を活力に変えたあたりは大物感満載である。

大器の登場にオートレース界も注目

佐藤といえば、35期トップの逸材。デビューは他の同期に少し遅れを取ったが、その素質はすぐに開花。同期とでは勝負にならないほどのスピードを兼ね備えて、順調に成長している。その非凡なるスピードは、10年に1人の逸材と言っていいだろう。

今後は浜松のGⅠスピード王決定戦、その後は10月27日からの浜松普通開催に出走予定。遠征先でも間違いなく注目されるし、その期待に応えうる大器の登場にオート業界関係者も目を細めているだろう。

1級車に比べ、100CC排気量の少ない2級車を操縦するだけに、ハンデ位置が勝敗の生命線となりそうだが、2級車の限界と言える「S級の10前」にも挑戦してほしい。若き22歳の挑戦は今、始まったばかりである。

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