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「パワハラ疑惑報道」よりエグい!? 順天堂大サッカー部・堀池巧監督の“金銭闘争”

〝ドーハの悲劇〟も経験したサッカー元日本代表DFで、現在は母校・順天堂大蹴球(サッカー)部の監督を務める堀池巧氏にパワハラ疑惑が浮上している。


この疑惑をスクープした『週刊文春』によると、部員たちを「クソ坊主」や「人間のクズ」などと罵倒したり、カラーコーンを投げつけるなどの威圧的行為もあり、選手たちが決起。大学に対し、堀池監督のパワハラに関する告発文書を提出する事態に陥っているというのだ。


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「堀池さんの暴言癖は業界内では有名でした。その矛先は部員だけでなく、試合の審判や相手チームに及ぶことも。大学サッカー関係者からも、『堀池のところとはやりたくない』といった声が上がっていました」(スポーツ紙記者)


堀池監督は、清水東高校で全国大会を制覇。当時は、同じく代表選手となる大榎克己氏、長谷川健太氏と並んで〝清水東三羽烏〟と称され、将来を嘱望された。

清水と読売を天秤に掛けて…

「大学卒業後は、のちのヴェルディとなる読売FCに所属し、Jリーグ発足に合わせるかたちで地元のエスパルスに加入しました。この移籍の際、堀池さんはエスパルスに対して読売と天秤に掛けて壮絶な〝金銭闘争〟を繰り広げたと言われています。エスパルスとしては、地元の星である三羽烏を揃えたいという狙いがあり、相当に譲歩したそうです」(サッカー関係者)

チームの期待通り、Jリーグ黎明期のエスパルスを牽引したが、入団時の駆け引きを見た大榎氏と長谷川氏は堀池監督と距離をとるようになったとされる。


「最終的に2人は、三羽烏と並び称されることすら嫌がっていたようです。最後はセレッソ大阪でプレーしていましたが、堀池さんほどの実績と知名度があれば、引退後にエスパルスの指導者として呼び戻される可能性もあったはずですが、こうした影響もあって実現しなかったのかもしれませんね」(同・関係者)


引退後は解説者や指導者としても活躍。テレビ朝日系の人気サッカー番組だった『やべっちF.C.』に出演するなど、テレビでは柔和なイメージで知られていただけに、今回のパワハラ疑惑に驚いたファンも多いのではないか。


報道が事実だとすれば、大学側は解任するしかなさそうだが…。


「堀池さんは、サッカー部の監督だけでなく同校の准教授も務めている、いわば順天堂の顔ともいえる存在。大学側は、功労者の堀池さんを切り捨てることは難しい。まずは一定の調査を行った上で、厳重注意などのおざなりな処分で済ますのではないかと言われています」(前出・スポーツ紙記者)


プロ時代の金銭交渉などは当然の権利だが、パワハラは指導者としてあってはならない。〝シビアな交渉〟には慣れているであろう堀池監督は、大学側とどんな落としどころを見つけるのか。