10月16日に放送された『サンデーモーニング』(TBS系)にタレントの松尾貴史が初出演し、ネット民をザワつかせている。
この日の番組では、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題に取り組む弁護士が「解散命令」を請求するよう、文部科学大臣などに申し入れしたことを紹介。これを受けた文化庁が「教団幹部が刑事事件に問われておらず、裁判所が解散命令を出すのは難しい」という見解を示していることについて、松尾は次のように指摘。
「何十年も前から教団の布教や献金の集め方に関して、違法行為が行われているとか多くの被害者が出ているとか、それはもう昔から問題がずっと続いているわけですよね」
さらに、岸田文雄首相が調査実施の検討に入ったと報じられたことについて「今、この段階でまだ『検討する』って言ってるのが、まだ先が見えないなっていう気がします」と苦言を呈したのだ。
萩生田政調会長に「ど壺ですね」
「松尾は、今年8月に自身のツイッターで、教団と接点のあった自民党の萩生田光一政調会長を『ど壺ですね』と皮肉っていました。教団が霊感商法で壺を売っていたことにかけ、頭の回転の良さはさすがの一言ですが、これ以外にも松尾は政府の方針に批判的な立場を見せており、今後も頻繁に番組に呼ばれそうです」(スポーツ紙記者)
しかし、ネット上では松尾の起用を疑問視する声も。
《松尾貴史、初出演って意外だな。そして予想通りのコメントw》
《おいおい、サンモニついに松尾貴史さんを呼んじゃったのかよ。偏向報道がさらに進みそうだな》
《この番組もいよいよ終末期に入った様だな。松尾貴史という玉川徹並みの左翼タレントを使うとか、迷走しすぎだろ〜》
中には「次はラサール石井か?」という声もあり、同番組のコメンテーターが偏っていると指摘されているのだ。
「松尾やラサールを呼んで、作家の百田尚樹氏やジャーナリストの櫻井よしこ氏など、右派の論客と討論させるならおもしろくなりますが、現状、番組としての〝バランス〟がいいとは言い難い」(前出・スポーツ紙記者)
最近では、司会の関口宏にも厳しい声が寄せられている『サンモニ』。79歳という関口の年齢的な問題もあり、いつまでこの攻撃的なスタイルで続けられるかも注目されている。