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新垣結衣が“特殊性癖”を持つ女性役を引き受けた「深い理由」

新垣結衣
新垣結衣 (C)週刊実話Web

元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による共同プロジェクト「新しい地図」に、有名女優たちが続々とすり寄っている。

直木賞作家・朝井リョウさんの小説『正欲』(新潮社)が映画化され、新垣結衣が〝特殊性癖〟を持つ女性役を演じることで話題になっているが、この作品の主演は稲垣だ。

稲垣は、横浜地検に勤める検察官役で、不登校になった小学生の息子が世間から断絶されてしまうのではないかとの恐れを抱きながら生きるエリート。一方の新垣は、広島のショッピングモールで契約社員として働く女性を演じるという。

「2人とも他人には知られたくない秘密を持ちながら生きる役柄。特に新垣は〝特殊性癖〟を隠して生活する一般女性という難役で、これまでのイメージをガラリと変えてしまいかねない挑戦です。星野源との結婚を機に、所属事務所から独立。自分でやりたい役を選べる環境にはありますが、このオファーを受けたのは驚きました」(スポーツ紙記者)

芸能界の“新しい地図”

2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』で主演が決まっている吉高由里子も、9月4日からNHK・BSプレミアム/BS4Kで放送されている主演ドラマ『風よあらしよ』で稲垣と共演している。

「吉高は、稲垣の古巣であるジャニーズ事務所の所属タレントと共演する機会も少ないので、共演しても問題ない。もともと演技力には定評のある稲垣が、今や主役でなくてもオファーを受けるのですから、共演したいと願い出る女優がいてもおかしくない状況です」(芸能プロ関係者)

他にもMEGUMIや尾野真千子らが「新しい地図」の3人と積極的に絡んでいるが、こうした動きには理由があるという。

「彼女たちは事務所に所属しているが、それぞれ完全に独自路線で仕事をこなしていて、将来的には独立も視野に入れているはずです。すでにプロダクションの〝壁〟を乗り越えて仕事をしている『新しい地図』の3人に今のうちから〝すり寄って〟おけば、自分が独立したときに助けてもらえるんじゃないか、という計算があってもおかしくない。稲垣たちは、ABEMAのレギュラー番組を持っているので、万が一、独立して干されたとしてもそうした番組にも呼んでもらえる。地上波に頼らない『新しい地図』のやり方は、自分たちにとってのロールモデルにもなるというわけです」(前出・スポーツ紙記者)

この記者によれば、新垣が〝特殊性癖〟を持つ女性役を引き受けたのも、こうした背景があったからだというのだ。

まさに、芸能界の〝新しい地図〟が開こうとしている。

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