銀座ホステスへの「性加害報道」で表舞台からすっかり姿を消した香川照之に、早くも〝復帰説〟が浮上した。
発売中の『週刊文春』が、12月に東京・歌舞伎座で行われる公演に、歌舞伎俳優「市川中車」として出演できそうだと報じているのだ。
「しかも、復帰するのは市川海老蔵が『十三代目市川團十郎白猿』を襲名する公演だというのです。晴れの舞台を汚しかねない話で、にわかには信じ難いが、『週刊文春』は海老蔵自身が松竹に『香川を出してやってくれ』と頼んでいると報じていますから、ほぼ実現するとみて間違いないでしょう」(スポーツ紙記者)
スクープした『週刊文春』によると、映画の共演がきっかけで海老蔵と知り合った香川は、自身と息子が歌舞伎界入りするサポートを懇願。もともと中車の「澤瀉屋(おもだかや)」が市川宗家の弟子筋にあたることもあり、海老蔵が親身になって相談にのって以来、香川の〝後見人〟のような立場にあるというのだ。
『梨泰院クラス』ファンから批判殺到
とはいえ、テレビへの復帰はまだまだ時間がかかりそうだ。すでに決まっていた10月スタートのTBS系日曜劇場『アトムの童』を降板。MCをつとめていた朝の看板情報番組『THE TIME,』にも泥を塗られた同局は事実上の「出入り禁止」状態だと伝えられている。
「テレビ朝日も出禁になったようだ。香川のスキャンダル報道が噴出した際、韓国ドラマのリメーク作『六本木クラス』が放送されていたが、主人公の敵役という役どころだったため、降板はおろか、出演シーンのカットも難しく、現場は大変な迷惑を被った。それなのに、さらに香川がわがままを貫き通したと言われている」(芸能プロ関係者)
それは香川のお家芸とも言える「土下座シーン」。本家の『梨泰院クラス』最終話では、敵役のチャン・デヒ会長が主人公に土下座する名場面があり、日本版でもその役を演じる香川の土下座が注目されていた。
「なんと、香川がそれを断ったというんだ。最終回の撮影は、スキャンダルの発覚後。自分の置かれた状況と重なることを嫌った香川が、最後まで首を縦に振らなかった。スタッフは、それこそ土下座する勢いで香川に頼み込んだそうだが、香川が折れず、やむなく脚本を修整したようだ」(同・関係者)
同作最大の見どころとも言えるシーンがなかったことで、視聴者の怒りが爆発。ネットなどでも批判が殺到している。
「これが事実なら、テレ朝は二度と香川を使わないだろうね。他局も同じ判断になる。もう茶の間で香川の姿を見ることはないだろう」(同・関係者)
『半沢直樹』(TBS系)の「土下座シーン」で人気を不動のものにした香川。最後はまさかの〝土下座拒否〟でテレビ界から永久追放されそうだ。
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