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依頼が多く儲かる「浮気調査」~ニッポンを支える「隙間ビジネス」舞台裏

「隙間ビジネス」舞台裏
「隙間ビジネス」舞台裏 (C)週刊実話Web

探偵事務所や興信所への調査依頼が最も多く、しかも儲かるとされているのが「浮気調査」だ。

「調査費用は高額です。探偵が2人1組で尾行や張り込みをした場合、最低でも1時間当たり1万5000〜2万円。

車両を使ったりすれば、さらにその分が上乗せされます。仮にパートナーの浮気に感づいても、たった一度や二度の証拠では家庭裁判所が離婚を認めてくれません。常習的な証拠が必要となるため、結果的に100万〜200万円もかかる場合もあります」(都内の某興信所)

慰謝料で調査費用をペイできるか…

不貞行為による離婚の平均的な慰謝料は、100万〜200万円程度。探偵に調査を依頼すると、パートナーから慰謝料を取ったとしてもペイできるかどうかだが、自分で決定的な証拠を押さえるのは簡単ではない。

「裁判や交渉を有利に進められる材料として、ラブホテルに出入りする写真や性行為の音声データなどが挙げられますが、それらを個人で集めることは至難の業です」(同)

ただし、依頼者の秘密や弱みに付け込み、当初の予算以上の法外な料金を請求する悪徳業者も後を絶たない。費用対効果が希薄な調査依頼には注意が必要だ。

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