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『センバツ甲子園』涙の“東海地区増枠“に大阪桐蔭の“両投げ“!? 来春は話題目白押し!

阪神甲子園球場
阪神甲子園球場 (C)週刊実話Web

来春のセンバツ甲子園は、グラウンド内外でドラマが見られそうだ。

「花巻東の佐々木麟太郎、来年春の甲子園で見たいなぁ…。夏の甲子園大会では予選で敗退してしまったので。超特大のホームラン、高校生離れしたパワーが」

そんな高校野球フリークの声も聞かれる。

センバツは来年3月。約半年も前からなぜこんな話が出るかといえば、目下、出場校の選考基準ともなる秋季大会の真っ只中なのだ。都道府県の上位校が地区ブロック大会、「秋の甲子園」の異名もある明治神宮大会へと進み、全国優勝校が決まる。

「神宮V校」はセンバツ内定となるが、出場校の選考といえば、思い出されるのが今春の悲劇。前年秋季東海地区大会準優勝の聖隷クリストファー(静岡)が落選、準決勝で消えた大垣日大(岐阜)が選ばれた。

そんな悲劇が、繰り返されるかもしれない。

「来春は95回の記念大会となり、例年より4校多い36校が出場します」(アマチュア野球担当記者)

数々のドラマが期待される出場校

9月27日に発表された来春の出場校枠の内訳は、北海道1、東北3、関東・東京7、東海3、北信越2、近畿6、中国・四国6、九州4。21世紀枠3校と神宮V校1。学校数が少ない四国・中国枠が見直されず、通年、「2枠」の東海地区が「1」しか増えていないので、「今度はベスト4に進んだ4校中1校が泣かされる」と、悲劇の再現を心配する声もある。

「出場校の割り振りは根本的に見直すべきなのに、その気配もありません」(同)

また、大阪桐蔭にスゴい選手が現れた。「両投左打」の徳丸快晴(1年)だ。外野を守るときは左投げ、右で捕手とセカンドもできる。秋の大阪大会では3番を任されるなど、打撃力も高い。

「大阪桐蔭には2023年ドライチ候補の左腕・前田悠伍投手(2年)がいます。新主将に選ばれ、今からスカウトが密着しています」(同)

秋季大会で、予告はされた。佐々木麟太郎の特大アーチか、東海の選考問題か、それとも両投げか? 正統派左腕・前田の成長も気になる。色々と楽しめそうだ。

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