女優の福原遥がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』が、10月3日にスタートした。
前作『ちむどんどん』が散々な評価だったこともあり、局内の期待を一心に背負っての船出だったが、初回の平均世帯視聴率は16.3％で、『ちむどん』の初回16.7％にも及ばなかった。
ネットの反応もイマイチだ。
《前作があまりにも酷かっただけに期待していたけど、なんかあまり面白くなさそう…》
《ちむどんの舞台である沖縄の景色があまりにも綺麗だったせいか、今回の朝ドラは正直、ハマらないなと思ってしまいました。なんか暗い感じがして…》
《この程度で問題児とか…。まぁ、ちむどんどんよりはマシだと思うけどｗ》
《まいんちゃんは可愛いんだけど、もう毎日見る気がしない。朝ドラなくてもよくね？》
NHK局内はお通夜状態
設定がありがちで見る気がしないという意見も。
《主人公の家が「ネジ工場」の設定…。「ファイト」も父親役の緒方直人さんが「ネジ工場」を経営してたのを思い出した。ありがちだな～》
《昔、似たような朝ドラがあったような気がする。ちむどんどんは突き抜けていたから逆に楽しく待ち遠しく見てましたが、今回は何だか見る気がしない》
2020年後期『おちょやん』の初回18.8％以降、21年前期『おかえりモネ』19.2％、21年後期『カムカムエヴリバディ』16.4％と、初回で20％の大台を超えるのは難しくなっている。
「近年は配信で視聴するスタイルも増えてはきているため、リアルタイムの視聴率が稼ぎにくいとはいえ、『ちむどん』より、さらに0.4ポイントも下回ったことで、局内はお通夜状態。『ちむどん』は〝朝ドラ史上最大の迷作〟と酷評されて逆に話題になったが、今回はその反省を踏まえておとなしいストーリーになるはずですから、終わってみれば、『ちむどん』をさらに下回る平均視聴率を記録する可能性すらありますよ」（スポーツ紙記者）
離陸直後に失速した〝まいん号〟が、ここから上昇気流に乗れるのか。