(画像)Krakenimages.com / shutterstock
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「SMAPって何か悪い事した?」特番で映像流れず!完全スルーで悲しみの声殺到

9月27日に日本テレビ系で放送された音楽特番『解禁!音楽番組名シーンランキング THE神うた』で、SMAPの映像がまったく使われず、物議を醸している。


「同じジャニーズ事務所の少年隊や光GENJIのかつての映像は流れましたが、国民的アイドルグループだったSMAPを完全にスルーしたことに違和感を覚えた視聴者も多かったようです」(スポーツ紙記者)


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このため、ネット上には、《SMAPって何か悪い事したっけ?》《SMAPの存在をどうか消さないで欲しい》などの声が相次ぎ、「SMAP」がツイッターのトレンドワード入りしたほどだ。


2016年に解散した元SMAPのメンバーは、木村拓哉だけがジャニーズ事務所に残り、中居正広は〝社内独立〟してMCを中心に活動を継続。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾は「新しい地図」を結成し、バラエティーや俳優業を中心に活動している。

音源はOKでも映像はNG

「テレビ各局は、〝暗黙の了解〟で『SMAPの音源はOKでも映像はNG』というスタンス。それも、ジャニーズからの圧力というわけでもなく、各局が勝手に忖度しているだけ。映像を使った場合のペナルティーを恐れ、まともにジャニーズと交渉しようとすらしていませんよ」(前出・スポーツ紙記者)

もはやSMAPの5人そろった映像の使用は〝タブー視〟すらされていて、テレビ局でジャニーズに対して物申せるのはNHKのみ。もっと時が経てば、NHKは過去の時代を振り返る企画などで映像使用に踏み切るかもしれないが、民放各局はスルーし続ける公算が高い。


「現状、SMAPの楽曲を歌えるのはキムタクだけ。楽曲の権利をジャニーズ事務所が持っているからで、ソロの歌手活動では〝1人SMAP〟として歌い継いでいる」(同・記者)


そんな木村は、来年公開の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』で織田信長役を演じる。同作のPRのため、11月に岐阜市で開催される「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり」に、共演の伊藤英明と出演することが9月28日に発表された途端、市役所に問い合わせの電話が殺到しているという。


「発表直後の28日昼から29日にかけて、観覧の申し込み方法を尋ねる電話が相次ぎ、主に女性からの問い合わせが多いそうだ。伊藤も地元出身で人気はあるが、大半はキムタク目当てのSMAPファンだろう。ちょうど祭りが開催される11月で50歳になるにもかかわらず、相変わらずの人気ぶりを見せている」(芸能プロ関係者)


木村の人気が凋落すれば、焦ったジャニーズが話題づくりのためにSMAPの映像使用にゴーサインを出すかもしれないが、今のところそれも難しそうだ。