あの男は今も億単位で金を稼いでいた。サッカーの元イングランド代表主将で、超イケメンで世界中にファンを生み出したデビッド・ベッカムだ。
そんなベッカムが、スナック菓子『ドリトス』のCMに出演。11月に開幕するワールドカップ・カタール大会にちなんだ内容となっているのだが、ここで100万ポンド(約1億6600万円)も荒稼ぎしたと話題になっている。
「日本でも店頭販売されている人気菓子です。アメフトの元有名選手と共演しているそのCMが国内でオンエアされるかどうかは、まだ不明です」(大手広告代理店スタッフ)
2002年日韓W杯、2006年のW杯ドイツ大会でも活躍し、その甘すぎるマスクで世界中の女性を虜にしたベッカムは、13年に引退後、アメリカのメジャーリーグサッカーに属するインテル・マイアミCFの共同オーナーに就任。時折、催事やイベントに招待されることはあったものの、表舞台に出ることはほぼなかっただけに、今回のユーモラスなCMへの出演はビックリである。
「ファンは今回のCM出演に対し、好意的には見ていないようです」(同)
謙虚さをアピールしただけに…
カタールといえば、男女格差が激しく、同性愛も違法とされている。こうした現状に重ねて、英大衆紙『ザ・サン』などは、「高額なギャラが支払われたこと」を批判的に伝えていた。
「ベッカムはエリザベス女王を弔問しています。棺が安置されていたロンドンのウェストミンスター宮殿でのことですが、国会議員や著名人に認められた参列免除の特権がオファーされていたにもかかわらず、一般市民と同じ長蛇の弔問列に並んだのです。結局13時間待ちでした」(特派記者)
以前、元イングランド代表主将として、女王と会談したこともあったベッカム。こうした謙虚な姿勢を見せた直後の高額ギャラ騒動だっただけに、ショッキングなニュースとして伝えられたようだ。
「W杯本番、また表舞台に出てくるのでは?」(同)
スナック菓子を手にしたベッカムがスタンドに現れるか注目してみよう。