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“テレ東伝説”再び!? 安倍元首相の「国葬」でさえ生中継しないワケとは…

テレビ東京
テレビ東京 (C)週刊実話Web

世論の反対が6割を超えた安倍元首相の「国葬」が9月27日に執り行われた。国民がNOを突き付けた理由の大半が「国葬に値しない」「不透明な決定」「高額な費用」というものだった。

こうした国民の民意を無視する形で盛り上がっているのがテレビ界。

「こういう大きな出来事の場合は、NHKを筆頭に民放キー局がこぞって中継をします」(テレビ局関係者)

それに対し、我が道をひた走るのがテレビ東京。今やネットなどで〝テレ東伝説〟なる言葉が独り歩きしているのだ。

「安倍元首相が奈良市内の参議院選挙応援演説中に銃撃され死亡した時も、NHKや民放キー局が緊急報道特番を編成する中、テレ東だけが通常通り『よじごじDays』、『ゆうがたサテライト』、『パウ・パトロール』、『妖怪ウォッチ』、『ポケットモンスター』、『所でナンじゃこりゃ!?』などのレギュラー番組を放送していたんです」(放送作家)

中継費用が捻出できず独自路線に!?

すなわち、社会を震撼させる事件や事故が発生しても基本、テレ東は報道特番を放送しないという編成方針を、ネット民は面白がっているのだ。ちなみに、テレ東が、通常のレギュラー放送を遂行したのは…。

「1990年の『湾岸戦争』や1995年の『阪神・淡路大震災』、同年3月に起きた『地下鉄サリン事件』の時にも、アニメなどの通常放送を行っているんです。テレ東がこの数十年で報道特番を編成したのは1989年の『昭和天皇崩御』と2011年の『東日本大震災』くらい」(放送関係者)

なぜ、テレ東は頑なに独自路線を貫くのか?

「お金が掛かるからです。中継1つで300〜500万円。そんなお金はありません。しかも、スタッフが他局の10分の1以下なので、中継は他局を見てという感じなんです。これが一部視聴者の間で〝テレ東伝説〟と呼ばれ、喜ばれている。正直、テレ東の報道局内には微妙な空気が流れています」(業界事情通)

次にテレ東が特番を編成するのは、果たして…。

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