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山田孝之『全裸監督』シーズン2の配信決定に“非難”の声が上がった理由

山田孝之
山田孝之 (C)週刊実話Web

1月3日、動画配信サービス「Netflix」のツイッターアカウントが『全裸監督』シーズン2の配信を年内に行うと発表。「あけましてお知らせいたします」という前置きとともに予告編の動画を公開した。

「全裸監督」は『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)をベースに、バブル景気に沸く1980年代の日本を舞台に村西とおる氏の波乱に満ちた人生を虚実交えて描いた作品。主役の村西氏を山田孝之が演じた他、満島真之介、森田望智、小雪、國村隼、玉山鉄二、リリー・フランキー、石橋凌ら豪華キャストが出演して話題になった。

シーズン1発表後には「実際の村西氏とは乖離したヒーローとして描かれている」など批判もあったものの、多くのファンを獲得。シーズン1終了に伴い、続編となるシーズン2の制作が発表されていた。

今回の配信決定に、ファンからは《楽しみに待ってましたー》《よっしゃぁぁああああ!!!》など、喜びのコメントが殺到しているが、一方ではこんな声も…。

「時代遅れでダサいのに気付いて…」

《もう2021年だというのに、Netflixも日本に来ると全裸監督みたいな性暴力加害者を批判ではなく面白おかしく物語る作品のシーズン2を嬉々として宣伝するようになっちゃうの、時代遅れでダサいのに気付いて…繰り返しますけど、怖いのは犯罪行為を無批判に垂れ流す批判的な視点のなさです》
《これまでの自分のネトフリへの課金が全裸監督の製作費にも回されているんだろうな、と思うと、性的加害者へ加担しているも同義の構図になってしまうの勘弁してほしい》
《自分が本気でNetflix版『全裸監督』がヤバイと思ったのは、村西監督を知らない人から「監督は出演強要から女性を救った英雄」と言われたとき。過去が塗り替えられていく恐ろしさを感じた》

エンターテインメントとして賛否さまざまな同作品の続編。果たして、何がしかの〝答え〟を示すことになるのだろうか…。

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