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RIZINついに消滅?朝倉未来惨敗と“花束投げ捨て”騒動でスポンサー撤退の危機

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(画像)Krakenimages.com/Shutterstock

総合格闘家の朝倉未来が、プロボクシング元5階級王者のフロイド・メイウェザーに挑み、初のTKO負けを喫した。

朝倉は、メイウェザーの土俵であるボクシングルールで立ち向かい、複数回にわたってメイウェザーの顔面にパンチをヒットする場面をみせたが、2ラウンド終了間際にカウンター気味の右ストレートを被弾。うつろな表情を浮かべて立ち上がることができなかった。

格闘技ライターが嘆息する。

「試合前からメイウェザーの勝利は確実視されていましたが、体重が軽いメイウェザーのかすり気味のパンチで朝倉がダウンして、小鹿のように足をプルプルと震わせる様子はあまりにも印象が良くなかった。朝倉も多少はパンチを当てましたが、それはカウンター狙いのメイウェザーが『朝倉のパンチは軽い』と見切った術中でした。そもそもエキシビションマッチでしたが、格闘系ユーチューバーがボクシング界の伝説のチャンピオンに胸を借りたというだけ。見ごたえがない割に、ABEMAでの視聴料は6600円と高額。ネットでは『金をドブに捨てた』という怒りの声も上がっています」

スキャンダルまみれでスポンサー撤退!?

気になるのが、大一番を終えた朝倉の去就だ。本人は、試合後に更新したYouTubeで、今後について「ちょっとまだ分からないですけれど…。対戦相手もあることなので。頭のダメージがどれくらい残っているのか検査しないといけない」と苦い表情を浮かべていた。

RIZINの榊原信行CEOは、「未来はフロイドとやるためにこの(ボクシング)ルールをあえて受け入れた。当然MMAに戻る」と説明しているが…。

「朝倉本人は、『めちゃめちゃ頭が痛い』とし、鼓膜が破れていると明かしています。YouTubeでは、まだまだ強気の発言をしていますが、本音は限界を感じているんじゃないか。下手をすると、今後は格闘技の一線からは退き、メイウェザーのように話題作りのための相手との試合にしか出てこなくなるかもしれません。いまは、競技生活よりも、スペシャルアドバイザーとして関わっている若手格闘家発掘イベント『Breaking Down』に関心がいっているようですしね」(前出・格闘技ライター)

プロボクシング転向のため那須川天心が去り、朝倉も惨敗したとなれば、RIZINは興行的に苦しくなる。

「反社会的勢力とのつながり疑惑でフジテレビが地上波の中継から撤退。金網形式のイベント『RIZIN TRIGGER』も、共催者だった大阪・寝屋川市議の吉羽美華容疑者が新型コロナ公的融資金を詐取し、4億円をつぎ込んでいたことが発覚して休止に追い込まれた。那須川天心VS武尊の『THE MATCH』は配信収益も莫大でしたが、今回の朝倉VSメイウェザー戦は思ったより稼げなかった。しかも、試合前の花束贈呈で『ごぼうの党』の奥野卓志代表が、メイウェザーに渡すはずの花束を投げ捨てるという暴挙に出て、各方面から批判が殺到しています。怒り心頭のスポンサーが撤退するとの噂もありますから、今後のRIZIN自体の存続すら危ぶまれていますよ」(スポーツ紙記者)

年末にRIZINを観戦することはできるのか。

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