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爆笑問題・太田光“メンタル限界説”…所属事務所が「法的措置宣言」出した舞台裏

太田光
太田光 (C)週刊実話Web

お笑いコンビ・爆笑問題の太田光に〝メンタル限界説〟が浮上している。

太田は、一連の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)をめぐる発言が物議を醸し、ツイッター上では《#太田光をテレビに出すな》がトレンド入りするなど大炎上。そのタイミングで所属事務所のタイタンが、タレントに対するSNS等での度を越した誹謗中傷、虚偽事実の拡散に対して《刑事告訴や被害届の提出を含む法的措置により、毅然とした対応を取って参ります》との声明を発表していた。

「事務所の社長で太田の妻でもある光代さん自身が〝宗教二世〟で、子どもの頃から追い詰められていたとカミングアウトしています。そんな背景もあり、太田は真正面から旧統一教会を批判すると、信者や二世が苦しむと考えて発言していたのかもしれません」(スポーツ紙記者)

ところが、当の太田は9月13日深夜に放送されたTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』で、自身の炎上騒ぎをネタにし、「ふざけんなバカ野郎。痛くもかゆくもねぇぞ、あんなこと言われたって。なんだよ、『#太田光をテレビに出すな』ってさ」と一蹴。

さらに、「統一教会擁護って言われてたけどさ、本当に俺もさ、アイツらサタンだと思ってるからさ。本当にいつか救われると思ってるから、俺は」と、ギリギリのジョークで笑いを誘っていたが…。

「自殺」に言及した声明

「表向きには強がっていても、今回ばかりは太田さんもこたえていたようです。声明は光代さん名義で、太田さんだけを守るためではないと言っていますが、さすがに弱った夫を見ていられなかったということでしょう。業界では、太田さんのメンタルを心配する声も上がっていますよ」(民放関係者)

しかし、今回の声明に対しては批判的な意見があるのも事実。

「選挙特番で、政治家に対して暴言を連発していたくせに、自分が攻撃されると『法的措置をチラつかせるのか』といった声があるのです。討論番組などで、政治家の本音を引き出すためにジャーナリストたちが、あえてキツい言葉を発することもありますが、その後のフォローも含めて、それは取材のテクニックのひとつでもある。ところが、番組の尺の関係もあり、太田は〝言いっぱなし〟の印象をもたれている。公の場での謝罪もなく、深夜のラジオで言い訳めいた発言を繰り返すだけ。視聴者のほとんどが『太田は小心者だ』と分かっているのに、本人だけが強がっているから、芸風に限界がきているのかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)

9月10日に放送された『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)でも、異常なハイテンションでダウンタウンの松本人志やゲストを困惑させていた太田。その様子から〝不安〟を感じた視聴者も少なくないだろう。

「今月9日にコンビで開設したYouTubeチャンネル『爆笑問題のコント テレビの話』も登録者は5.5万人で、一番再生回数が多い動画でも15万回程度(9月20日時点)。2人の知名度からすれば〝惨敗〟と呼べる結果で、図らずも本業のお笑いでも需要がないことを証明してしまった。これも、太田にとってはショックが大きかったのではないか」(同・記者)

声明では、SNS等での個人攻撃によって「自殺」に追い込まれるケースもあるとの踏み込んだ表現もみられる。事務所がそこまでの〝異変〟を感じているのであれば、批判に対する「法的措置」ではなく、一時休養を含めた対応も検討すべきではないか。

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