クラシック競走といえば、春~夏の競馬を想像しがちだが、地方競馬においては秋の3歳戦はそれと同等、もしくはそれ以上に重要だ。
春のクラシックを順調に勝ち上がってきた早熟の実績馬と、夏のレースを勝ち抜いてきた素質馬が、各地のクラシック三冠目のタイトルを賭けて熾烈な戦いを繰り広げる。今回、注目する3歳クラシック戦は2鞍。9月25日の佐賀『ロータスクラウン賞』と、27日の名古屋『秋の鞍』だ。
『ロータスクラウン賞』は、佐賀三冠の最終戦。2019年はスーパージンガ、21年はトゥルスウィーが佐賀三冠を成し遂げているが、今年は一冠目『佐賀皐月賞』はザビッグレディー、二冠目『九州ダービー栄城賞』はイカニカンが制しており、またその他の3歳重賞の勝ち馬も、すべて異なるという実力拮抗ムード。最終決戦を制するのはどの馬か、見逃せない一戦だ。
また27日の名古屋競馬『秋の鞍』にも注目したい。21年にはトミケンシャイリが名古屋三冠を成し遂げているが、今年もタニノタビトが二冠(駿蹄賞、東海ダービー)達成。ちなみに同馬は「東海三冠」の三冠目である『岐阜金賞』も制しており、『秋の鞍』を制すれば「東海三冠」と「名古屋三冠」のダブル制覇となる。
JBC前哨戦『日本テレビ盃』はJRA所属馬が優勢
さて、28日にはJBC競走の前哨戦となる「Road to JBC」の1つ『第69回日本テレビ盃』(JpnⅡ)が、船橋競馬場で開催される。1着馬には『JBCクラシック』への優先出走権が与えられ、毎年JpnⅡというグレード以上にハイレベルな戦いとなっている。
過去10年で2着以内に入った20頭のうち18頭は、すでにダートグレード競走勝ち馬で、19頭はJRA所属馬だ。今年もJRAからは、『ジャパンダートダービー』(JpnⅠ)1、2着のノットゥルノ(栗東)、ペイシャエス(美浦)や、エルムS勝ち馬フルデプスリーダー(美浦)など勢いあるメンバーが顔をそろえた。
昨年は牝馬のサルサディオーネ(大井)が逃げ切り、11年ぶりの地方所属馬勝利であるとともに、ダートグレード競走になってから初の牝馬優勝を決めたが、今回の地方馬がそれに続くことができるかも注目だ。
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