何ともショッキングな情報が飛び込んできた。テレビ朝日が〝視聴率女王〟と持ち上げる米倉涼子が今後、セクシー路線を封印するという。
「基本、濡れ場は演じない方針だそうです。さらに、グラマーな肢体を活かした過度なサービスカットも応じないというんです」(芸能プロ関係者)
米倉といえば、代表作『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』で披露するミニスカ&ハイヒールや銭湯での開脚ポーズがお決まりだった。
「視聴率のための〝ミニスカ&ハイヒールは嫌だ〟と言い出した。当然、意味のない入浴シーンもNG。米倉の頑なな態度に『ドクターX』の継続はかなり厳しい状況です」(事情通)
米倉に対しテレ朝はギャラの大幅UPを提示しているというが、状況はなかなか好転しないという。テレ朝上層部が焦ったのも無理はない。来年4月以降にラインアップされるドラマコンテンツの目玉企画が消えてしまったからだ。
「『BG〜身辺警護人〜』の続編をオファーしていた木村拓哉はフジテレビが月9枠で放映する『教場』に持っていかれてしまった。そこに『ドクターX』が外れるとなれば、大打撃だ。特番での生き残りを提案しているが…」(テレ朝関係者)
海外の可能性を秘めた配信系ドラマ
テレ朝をヤキモキさせている米倉。その彼女が新境地を切り開いているのが、配信系ドラマだ。Netflix(ネットフリックス)の『新聞記者』に続いて現在、収録に臨んでいるのが2023年春に配信予定のドラマ『エンジェルフライト』(Amazon Prime Video)だ。第10回開高健ノンフィクション賞受賞作が原作で、米倉は海外で死去した遺体を母国へ搬送する国際霊柩送還士役に挑む。
「気合いの入り方はハンパではない。自慢の黒髪をベリーショートにしたり、自ら現役の国際霊柩送還士に取材し、役作りに励んでいるようです。米倉は周囲に『ドクターXを超えるので』と公言していたとか。とにかく、ヤル気マンマンです」(芸能プロ関係者)
米倉がテレ朝のギャラUPを足蹴にしてまで配信系ドラマに熱心になる理由は至極明快。
「配信系はいちいち視聴率を問われない。また、魅力的なのはギャラです。日本のドラマの3〜5倍のギャラが支払われる。しかも、配信系ドラマは最低24話で2倍。無理して日本のドラマに出演する理由がないんです。世界中に配信され、大ヒットすれば、それこそハリウッドや韓国エンタメ界に名が知れ渡る。配信系ドラマで稼げれば、ライフワークにしているミュージカル『CHICAGO』にも専心できますから」(同)
配信系ドラマでも〝失敗しないので〟?
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