MISIA落馬事故の対応に大ブーイング!「TBSってスゴい会社だな」

TBS系報道番組『NEWS 23』の取材の際に、歌手のMISIAが落馬し、胸椎棘(きょく)突起部骨折で全治6週間のケガを負った件で、同番組が11月19日の放送で、あらためて経緯を報じた。

メインキャスターの小川彩佳は「取材現場には私もおりました。MISIAさんには落馬の後、時間を置いてインタビューにも応じていただきました。その際、ご本人は口には出されませんでしたが、きっと痛みに耐えながら懸命にお話し下さったんだと思います。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語り、当時の取材状況を伝えつつ謝罪した。

これに対し、ネット上ではTBSに対する非難の声が殺到。第一は、最初に出したコメントの内容について。当初TBSは「当該の馬は調教されており、乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんがケガをされることになってしまいました。取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と発表したのだが、このコメントが《下手くそな謝罪だなぁ》《自分たちの取材クルーのせいじゃないって言いたいの? 指摘されてるんだからもっと他に言い方あるのでは?》などと、火に油を注ぐ格好になってしまった。

「番組の責任者が謝罪するのが普通だと思うけど…」

こうした声を受けてか、あらためて小川が謝罪をしたものの、これにも、
《TBSスタッフのミスによる大事故をフリーアナウンサーに謝罪させるってスゴい会社だな》 《MCとはいえフリーアナウンサーに謝罪をさせちゃうのかTBSって。番組の不祥事なんだから局の人間か番組の責任者に謝罪させるのが普通だと思うが?》 《現場にいたってだけでアナウンサーが謝罪? 事故が起きたなら番組の責任者と社長が出てきて謝罪するのが当たり前なんじゃないの?》
など、責任者が出てこないことに対する意見が目立ってしまうことに。昨今、芸能人や企業が不祥事で謝罪するときの態度やその後の対応について、テレビ番組も苦言を呈するコメントが多いが、自分たちに甘い対応をしてしまいブーメランが刺さってしまった格好だ。

何はともあれ、テレビ局も自身の襟を正さないと、ますます世間から見放されてしまうかもしれない。